2020/10/31

Margaret Nolan



昨日から打って変わって、柔らかい話に。
もともとこのブログは、僕の知っている俳優さん、ミュージシャンの訃報が段々多くなってきたので、その思い出を書くのが一番の目的だったように思うのですが脱線ばかり。
そんで、今日はマーガレット・ノーランさん。
気が付いたのが今日。10月に亡くなった方々という欄で発見。
イギリスの当時のお色気路線女優さん。
初めて知ったのはビートルズの「ヤア・ヤア・ヤア」に、あのややこしいポールの爺さんが、ギャンブルをしにカジノに行った時に出てくる(一番上の写真)。
次は007のゴールドフィンガーの前半のところに(真ん中の写真)。それで後で知ることになりますが、ゴールドフィンガーのオープニングの金粉の女性がマーガレット・ノーランだと知ってびっくり。
それと写真を見つけられませんでしたが、ビートルズの弟分ジェリーとペースメーカーズの映画「マージー河のフェリーボート」(日本では非公開)にも出ている。
曲はアメリカでもヒットしましたが映画はユーチューブで分断されながらも見ることが出来る(ただし英語のみ)。
1964年に集中してお目にかかっている(もちろん銀幕上で)。
ご冥福をお祈りします。楽しませていただきました。
 

2020/10/30

日本学術会議 考


 突然、降ってわいたような騒ぎになった。
菅さんの総裁に関しては、実に具体的な指示を出すので、本来なら大臣の仕事では?と思うようなことですけど、総理が言うとさすがに動きが速く好感してますが、この日本学術会議の問題に関しては、実に唐突感が否めず、ずっと前から思ってたんだろうなと推察してます。
なんでこれにこだわったのか??
日本学術会議に関して、にわかに、問題があるとか、おかしいとか、民営化しろとかいう書き込みが出てきましたが、もともと大人しい組織なんで、やっぱり違和感がある。

今日の菅さんの国会での答弁も、後付けの言い訳丸出しで、要は、安倍時代に批判的な発言・態度だったということが外した理由だと思うんですけど・・・。これは総理としては言ってはいけない理由みたい。堂々と言った方が面白いと思うのですが。

それと担当役人が、人事に関することなんで言えませんという答弁も、そこに逃げたら何でもありになるからやめるべきですよね。

推薦しろよ と言っておいて、採用しないのなら、理由を推薦した人には伝えるのはエチケット(常識)の範疇なのでは??

野党ももっとしっかりと突っ込んでほしいなあ。
与党も総合的・俯瞰的???もうちょっといい言葉なかったの?

野党はやっぱり相変わらず頼りない。

学者が何と言おうと、結果的に好きなようにするくせに、気にするほどのことなのかなと思ってしまう。お抱え学者連中の集まりを作っても、別の意味で日本の品位を落とすことになるから。
それと、旧帝大ばかりというコメントがありましたが、旧帝大に行く連中はやはり賢いです。頭の賢い連中の集まりなんだから仕方がないですよ。

この案件は菅さんの勇み足っぽい。
やめとけばよかったのでは。よっぽど思うことがあったのでしょうか??





2020/10/28

混ざってしまう。


 
コロナ禍で時間があるから海外ドラマばかり見ていたら、出てくる人が混ざってしまう。
ブラックリストとエレメンタリーを見て、次にスニーキーピートを見ていたらこの2人が出て来た。「Jennifer Ferrin」と「Desmond Harrington」の2人。僕がもっと若く記憶力があれば、多分もっと沢山の俳優さんについて気付くのだろうけれど、この2人は印象に残っているというか2人とも主役(レディントンとホームズ)の対抗馬(悪役?)の位置でしたから当然か?

2020/10/27

いい国家とは

昔々学生の頃に「財政学」という科目を学んだことがある。その時の先生(日本でも有名な先生だった)が一番理想的な国家とは村の長老みたいな人が一人で国全体のことを理解していて(酸いも甘いも知り尽くしていて)方針を決めることが出来れば最高な国家であるとおっしゃっていたのを思い出した。その次に有効なのが「投票制度」、この制度は一見有効そうだけれど数々の欠点がある云々。
最終的に財政学が民主主義の投票制度の話になったののを思い出した。
国民からお金を集めて「公園」を造る。アップしたのは有名なニューヨークのセントラルパーク。この維持費はニューヨーク市民が負担している??

公園のことを考えるだけでも色々と勉強になる。

「財政学」の講義のイントロで講演の話が出ることが多いらしい。

むかし財政学を学んでいた頃を思い出していたら、ふと「ふるさと納税」のことを考えてしまった。財政の収入のおおもとは税金で安定的に税収がある方が国家は安定した政策を立てられる。税制そのものは意外と(失礼)ちゃんとしたものが多く、中立・公平・公正なものである。それがちょっとずつ歪められていく、誰が歪める、ほとんどが政治家さん達で、自分の得票につながるアイデアが税制を歪めていく。その最近の見本みたいなものが「ふるさと納税」だと思う。(このふるさと納税の張本人は菅総理さんで、いいことをしたと思っているから始末が悪い)
先日の消費税の軽減税率も同じ。あんなもの導入しない方が国としては効率もよく、ひいては国民も得するはずなんですが、目先の2%を訴えるからおかしなことになる。

さらに泉大津の例みたいに、本来ならば市役所で起こさないような事業?(どれだけふるさと納税を集めるか)に奔走するようなおかしな事態を引き起こして、さらに裁判沙汰に。

コロナで時間があるから色々と考えていたら、今の世の中、決していい方向に進んでいないように思える。単純なコロナがということでなく。実に複雑な難しい局面に世界中がなっている。
まずはワクチン。






2020/10/24

大阪都構想から考えること


 僕は大阪市民でないから直接関係ないのですが、一応大阪市に事務所を構えているから関係がないこともないか。
成立したらどう違っていくのかはっきり見えてこない。
ただ、最近選挙がある都度思うことは、年寄りが圧倒的に多くなってきて、投票に行くのは年寄りが多く、若者はあんまり投票に行かない。立候補する人間はおのずから年寄り受けする政策をあげる。
僕も年寄りに属するようになったけれど、この構図はかなり歪んだ世界を作り出しているように思える。
先日、NHKのニュースを見ていたら大阪都構想のことを取り上げていて平野区の住民に意見を聞いていた。反対派ばかり。要は変化が嫌。今のままでいい。年寄りに対するサービスの低下が懸念される云々。見ていて嫌になった。我が身の可愛さオンリー。
判断の基準が今のサービスが低下するか否か?のみとように思えた。
誰も次世代のことを考えていない。よく考えてみたら政令都市の弊害って結構あるんですよね。横浜とか神戸も大阪と同じでないけれど違う構想を模索している。県と市の鬩ぎあいが住民にとって無駄であることは確か。
僕は正直大阪の都構想についてはよく理解していない。ただテレビを見ていて、あの老人の意見が都構想に対しての意見だったのかどうかが甚だ疑問だった。
「もう自分たちが死ぬまではここまましといて」という態度にとれた。
民主主義・投票制度の欠陥が如実に表れていると思う。
ただ、この傾向が20年くらい続いたら、経済も技術も様々な分野で世界のトップにはついていけない国家になってしまっていると思う。
子供には投票権がないように、年寄りにもないようにしたらどうだろう。例えば85歳以上とか。免許も投票権もなくしてもいいように思う。

人口構成のばらつきに対する補正処置を考えないと、若者は日本から出ていく。特に優秀な人材から出ていくような気がしてきた。年寄りばかり乗ったお神輿を担ぐのに疲れてくると思う。(すでに疲れている?)






2020/10/19

近藤等則


 近藤等則さんが亡くなった。
この辺りの音楽はあんまり詳しくはないけれど、昔行きつけの立ち飲みバーのマスター(この人もなかなかの粋な生き方の人でした)から貸してもらったというか強力に薦められて聞いていたことがあった。
1989年ぐらいの話。京都大学出身でJAZZミュージシャン。しかもその後成功されている。日本からアムステルダムへ。生き方が恰好よかった。
その時聞いた音楽はどのCDだったのかは分からない、カセットテープを貸してくれたから。でも、すごいエネルギーを感じた記憶がある。
まだ若いのに残念です。

ご冥福をお祈り申し上げます。

2020/10/10

不思議なつながり




 レコードコレクターズに連載のビートルズが来日した時の記事を書いている宮永正隆さん。この人、ビートルズが来たときまだ小さいのによく調べてはりますといつも思ってました。
歳を重ねるごとに益々詳しくというか奥行が深くなってきて「ビートルズ学」という領域を形成しつつあります。
で、この人っていったい何者と思って調べたらちびまる子ちゃんのさくらももこさんの元旦那さん。
どういうこと??
編集者出身のお方だったんですね。
つぎ、佐野洋子さん、子供が小さかったころ、「おじさんのかさ」という童話をよく読んでやった。「あめがふったら ポンポロロン あめがふったら ピッチャンチャン」懐かしい。
つながりは?さくらももこさんと佐野洋子さんは小学校が同じ、関係がちょっと薄いか??
関係ないけど佐野洋子さんは「鉄腕アトム」の谷川俊太郎さんの元奥さんらしい。
谷川俊太郎さんといえば「鉄腕アトム」しか思い浮かばない僕の頭が実に貧弱ですけど。
それと佐野洋子さんの代表作には「百万回生きた猫」という超ベストセラー童話があります。

2020/10/09

ビートルズ研究???


 コロナのおかげで時間があるので積んである本を読んでいる。
この本は、ビートルズが何時日本に紹介されだしたかを実にまめに調べてあるので、それで中古ですがプレミアがついていたにもかかわらず購入。
イギリスでのデビューが1962年の秋
イギリスで爆発的人気が1963年、この時(1963年の暮れぐらいから)にちょっとずつ記事が書かれているが、所詮イギリスのヒットチャートの1位で、日本ではそれほどインパクトにならず。「イギリスで凄い人気云々」の記事くらい。
1964年の1月に「抱きしめたい」がアメリカで1位、ここから火が付く。2月のエドサリバンショーで視聴率が70%を超え、4月にビルボードの1~5位までを独占という快挙を成し遂げ、あっという間に世界中で知られるようになる。1964年と65年には映画も公開。

1966年の6月に日本にやってくる。この時のコンサートの感想を三島由紀夫、大佛次郎、北杜夫、遠藤周作、野坂昭如・・・という大御所が書いているというか書かされている。自らチケットを買って行ったとは思えない。
感想の記事面白いですよ(全く見当違いな評論が多い)。ファンでもないのに聞きに行かされて(他に聞きたい人がいっぱいいたのに)彼らにとって騒音としか思えないのに訳の分からん文章を書いて、本人の立場を思ったらくだらん仕事だったんだろうとかえって可哀そうに思える。

武道館を使わせるのはけしからん。使わせないように圧力がかかる・・・という面白い記事もある。本気で考えていたみたい。コンサートに行くのを禁止する学校も出てくる。
確か、大阪の高校の女の子は亡くなったような記憶がある。
でもチケット2000円くらいなんですよ。今から考えたら安い。この時期のLPレコード1800円でしたから。
日本にはビートルズの方から来たいということだったようでギャラも破格だったみたい。

当時のことを思い出していたら、ビートルズって別格だっということを改めてを感じた。もうすっかり忘れてしまっていたけれど。僕らにとって鬱陶しかった大人を追い払ってくれた。「お前らはもう古いんや」と思い知らせてくれたように思う。時代を僕らの世代にしてくれた。今ではヒットパレードの記録や売上の記録だけが残ってますが、今もってこれだけのマニア(信者)がいるのは音楽だけでない部分があったのだと思う。こういうのはあとはプレスリーだけのように思う。


2020/10/07

加藤陽子さん


僕がよく読んでいる本の著者(学者)の名前が突然マスコミで取り上げられて驚いている。まあ東大の先生ですから有名といえば有名なんですが、でも主張ははっきりされてますがどちらかといえば地味な存在ではないかなと思ってます。

要は日本学術会議のメンバーに推挙されたのに菅さんが拒否した6人のおひとり。
昨日の菅さんの説明では拒否の理由は全く説明されていないと思う。

はっきりいえば菅さんにとって煙たい人がこの6人なのかな?

菅さんの首相に反対はしないけれど、僕はふるさと納税に関して無意味だと思っているので反対した役人を更迭したという話を昔聞いて、菅さんにあわない人は遠ざける指向の人のように思えるし、どうもマスコミにちらちら書かれているのを見るとそうらしい。

「嫌われたらおられない」・・・あ~こわ。

田中角栄は、昨日の敵は今日の友になりうる路線だった。

なんか墓穴を掘るような気がしないでもない。なんでこんなことにこだわったのか?
今日の役人の答弁をみていてもかなり苦しい答弁だった。

僕は西尾幹二さんの本も結構好きで読みますが、もう今や左右の時代でもなくなっている。今回の人選は菅さんのスタンスと合わない人を外したということは誰でも分かるので、いかに上手に説明できるかが役人と自民党の手腕だと思う。ただ、今こんなことですったもんだすることはなかったと思いますがどうでしょうか。



 

2020/10/06

BLACKLISTの挿入歌



海外ドラマを見ていたら、いろんな曲がちりばめられていてほとんどわからないことが多いけれど、先日から見ているブラックリストのシーズン4で立て続けに懐かしい曲が流れて驚いた。
エピソード5ではなんとストーンポニーズ時代の「悲しきロックビート」がかかってびっくりした。誰のこと??リンダ・ロンシュタットです。
この後ソロになって、アメリカの1970年代の歌姫に、バックに引き連れていたのが、その後のイーグルス。

エピソード6では終わりのところで「ワン」がかかった。スリードッグナイトの歌でなく、オリジナルのニルソンの歌だった。ニルソンは人の歌でナンバー1になって、自分の作った歌は他のアーティストが歌ってナンバー1。何のこと??
「ワン」はニルソンが作ってスリードッグナイトが歌ったものが1位。
ニルソンはバッドフィンガーの「ウイズアウトユー」を歌って1位に。
ブラックリストではニルソンの「ワン」が使われてました。
真夜中のカウボーイも他人の作品です。不思議です。

ニルソンは既にわかくして亡くなっており、リンダ・ロンシュタットも闘病生活です。
リンダの方は、ラテン系のCDとかジャズのCDにもいいものが多く、歌姫時代が終わってからの活動も捨てがたいものがあります。

 

2020/10/03

山口百恵とキング・クリムゾン


両方とも愛聴盤です。今まで関係があると思ってなかった。
山口百恵の「ゴールデンフライト」のギターは関西のグループサウンズのリンドアンドリンダーズの加藤ヒロシであることは記憶にあったのですが、ベースがなんと「ゴードン・ハスケル」。
もともと山口百恵の方はレコードを借りてまず聞き、CDの時代になって揃えた。CDの解説って小さくて読まない。最近暇なので虫眼鏡でミュージシャンのクレジットを見ていたらゴードン・ハスケル???クリムゾンの???となった。
ネットで調べたら、もう当然のような書き込みがいっぱいで、僕だけほぼ40年くらい知らずに聞いていたわけですな。
この2枚、交互に聞く???時間はあるから聞いてみるか。


 

2020/10/02

森永スパークコーラ


 前回の藤木孝さんのブログに書いてしまったので調べたらこういう写真をアップされている奇特なお方がおられました。
僕は実物は見たことがないと思う。小学生の時期ですからね。自動販売機もない時代ですから。ただテレビのコマーシャルを見て、「どんな味がするんやろ?」と思ったことは確か。
当時は瓶入りのジュースが主で缶入りは新時代の飲み物だった。
もう知っている人は70歳以上になると思いますが、僕らが当時飲んでいたジュースは粉末を水で溶かしたジュースが主流だった。「渡辺のジュースの素」知ってる???
エノケンのコマーシャルソング「ワタナベのジュースの素です。もう一杯」みんな知ってます。
あの粉末ジュースの会社どうなったんだろう?
他には炭酸が入っていた「ソーダラップ」というのもよく飲んだ。
瓶入りのジュースを飲むのは誕生日とかクリスマスの時だけだった。

もう一つの要因は冷蔵庫の普及でしょうね。

こうやって昔の飲み物を思い返せば世の中は贅沢になってきたことを実感する。

蛇足ながら、僕がアメリカのコカ・コーラを飲んだのは、京都の博物館にミロのビーナスが来て、長時間並んで一瞬見て、その後売店で飲んだのが生まれて初めてのコーラだった。多分中学2年、「変な味」というのが正直な感想。アメリカ人ってこんなもの飲んでるの??と思った。
時代は変わる。しかし不思議な飲み物です。