2023/12/29

THE BLACKLIST が終わった。

 


10年間続いた「ブラックリスト」が終わりました。
結局、リズの親は誰だったのか僕には分からなかった(と思う?)
詳しいことは他にいっぱい書き込みがあるからそれを読んでいただくとして、ずっと見ていて一番思ったのは、この俳優さん凄いと思ったのが一番です。あれだけ台詞を覚えることが出来る?結構難しいことをスラスラと述べる。しかも、幅広いジャンルに渡っている。
それと、最後に彼の世界中に張り巡らせた金のなる木の仕掛けが垣間見えるのですが、これは意外と本当にあり得るかもと思ったり。
何気なく見だしたけれど、意外と面白かった。
風呂敷を広げ過ぎて上手くたためなかったようにも思うけれど。
最後は、ストーリー上の理由というより、他の要因から店じまいしたように思える。
最後のシーンに(多分)スペイン語の「マイウエイ」が流れる。これってちょっと短絡的かなと思った。「これがワシの人生や」というような単純なものでなかったはず。
10年間の闇の世界で生き延びてきた人生を見てきた僕には「マイウエイ」では表現できるようなものではないはずと思えた。
それと最後にレスラーがレディントンの遺体に落ちていた帽子をかぶせてやるのが最後のシーンとしては良かったと思う。







2023/12/13

混沌としすぎて世の中が不可解


 
ウクライナが大変だと思っていたら、今度はイスラエルとパレスチナが大変なことに。
ウクライナではロシアが国連の拒否権を行使して、パレスチナではアメリカが拒否権を行使して、何にもまとまらない。
国連って意味がある??と思ってしまう。ないと困るけど。
拒否権の仕組みってどういう考え方から来ているのだろうか?
決められないことばかりだと思うけれど、国連が出来た時はもうちょっと「和やか」な時代だったのかな。
ウクライナの時はロシアが完全な悪者だったのが、今度はアメリカが悪者に。
こういう姿見ていたら、「何が正しいのか」分からなくなりますね。
ウクライナも、最近は西側の支援疲れだけでなく、どうもロシアはウクライナを超えて、次の国に、例えばポーランドとかに押し入ってくる力はなさそうだという判断から、「もうウクライナに頑張ってもらっておけばいいのでは」という雰囲気が出てきてる気がする。
アメリカがユダヤ人に支配されているというのは前から言われてきたけれど、こんな事態になってもイスラエルを支持するというのはなかなかのものだと思う。
「人道的な停戦」を支持しないのですから。
これだけ子供を殺害して、生きていても障害を持つ子供にして、恨みを買わないはずはない。
ナチスの「ホロコースト」の惨状からユダヤ人の方に「国を作らせよう」という機運が高まってイスラエルが出来たと思ってますけど、今のガザ地区の惨状を見ていたら、丁度逆のように思ってしまう。
人間っていったいどういう動物なんだろう??

2023/12/04

1974年3月~4月



来月になると2024年になる。50年前が1974年である。
僕は1974年の4月1日からサラリーマンになった。
3月まで大阪にいて、4月から広島に移った。1974年の3月はアップした小野田さんがフィリピンで発見されたことで、ほとんどこの話題だったように思う。
大学のアホ仲間で最後の旅行に行こうということで、近場だったけど淡路島に行った。友達の親の伝手で日本生命の保養地に行った。もう時期的に誰もいない時期で独占状態だった。行ったら即麻雀大会で、別に淡路島に行く必要はないのですが。どこかに行って麻雀をすることをほぼ3年くらいはやっていたわけで、実にいい加減な集まりだった。
当時は、誰でも大企業に入れる時代で、集まった仲間は全員、今でいう大企業に就職は決まっていたけれど、なんというか、来月からこんな生活は出来ないのだ(当たり前)という一抹の不安を感じながらの「ラストツアー」だった。
帰りに、フェリーから西明石に上陸してどういう訳かみんなでうどん屋に寄ってうどんを食べた。広島に行くのだから「広島うどん」というのがあったのでそれにした。来たら牡蠣が入っていた。牡蠣は広島の名産ということなんか知らなかった。
3月は忙しかった。就職するならメーカー志望だったので当時の日本経済の状況から判断して?「電気か車」関係と思っていたけれど、結局「車」になって、正直、それほど車に興味があったわけでもないので「免許」も持っていなかった。それで年が明けてからだったかな、にわかに自動車学校に通い出した、3月になった時点で、ギリギリの感じで、後半追い込まないと3月中に免許が取れない事態になりそうだった。
淡路島から帰ったら、弟が「キャロル」というバンドのレコードを買って来ていた。永ちゃんのキャロルである。この時期のデビューだったわけね。
もう1つ、ギリギリに「QUEEN」の1枚目を買った。
もう音楽ともおさらば?とまでは思っていなかったけれど今ほど根を詰めて聞けないのだろうと思うと寂しかった。でもこのQUEENのレコードは良く、当時はややブリティッシュ・ロックに陰りが見えていた時期だったので元気になった思い出がある。
そうそう、ライブにも行けないかもと思って、「スレイド」のコンサートにも行った。別にファンでもなかったけれど、3月に行けそうなロックバンドはこいつらしかなかった。
結構楽しかった。リードボーカル(誰だったかな?もう名前がすぐに出て来ない)が強烈な声量?、声がでかく遠くまで通るので圧倒的だった。ヒット曲もあったし。それなりに楽しんだ。当時は写真もOKだったので写真も残っているけど価値はないか??
いよいよ3月31日(確か日曜日だった)に大阪から広島まで行った。当時は新幹線は岡山までで、岡山で乗り換えて在来線の特急に、満員で岡山から広島まで立っていたのを覚えている。
「チッキ」って知っている人がどれだけいるだろう。荷物を一緒に運んでくれるサービス。
親父が茨木駅で「チッキ」の手続をしてくれて、大事な小物とラジカセを抱いて広島へ。
今思えば「チッキ」って新幹線???思い違いかな。
当時流行っていた曲って変に今でも覚えている。天地真理の「恋人たちの港」とテリー・ジャックスの「シーズンズ・イン・ザ・サン」の2曲。
夕方に寮に着くと、寮の寮長さんから、寮生活のプレゼンの案内があって、新しい生活が始まった。
結局、広島の車会社には3年間しかいなかった。

 

2023/11/12

Lance Reddick


 

先日、ジョン・ウイック4を見に行って、「ランス・レディック」さんがいい役をやっているなと改めて思って帰って来た。
このランス・レディックという俳優さん、僕は海外ドラマが好きなので、よくテレビで会って?いる。一番印象に残っているのが「BOSCH」というアマゾン・プレミアムで見れるドラマで、これがすこぶる面白い。
なかなか曲者の役柄でいい役回りだった。
ところが、BOSCHの最新作「ボッシュ・レガシー」シーズン2の冒頭に哀悼のコメントが出てきて、このランス・レディックさんが亡くなったということである。
なんか風の便りに耳にした記憶が甦って来たが、こうしてはっきりと目にすると、まだお若い。
残念である。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。

2023/10/30

REGZA 47Z8000

 

2009年の秋にREGZA(東芝)の47Z8000というテレビを買った。
どうも調子が悪い。まだ野球が終わってないのに。
まあ14年使いました。当時30万円。
当時はまだ液晶かプラズマかという時代で正直どっちがいいかなんか分からなかった。
決め手は、このテレビ外付けLAN-HDDが8台つけられるという当時にしては信じられない機能がついていた。
それで、今回、この8台(正確には今稼働しているのは4台くらい。子供も大きくなりそれ程録画する必要もなくなった)のLAN-HDDが新しいテレビになっても見ることが出来るのかという課題に直面。
近所のヤマダ電機のお兄さんに聞いたところ、まず僕が言わんとするところが分かってなさそうで無理だった。言っている意味が分かっていなかった。
雰囲気的にLAN-HDDをテレビにぶら下げるということが最近のテレビにない。
僕もどう考えても最近のはUSB-HDDが多い(というかそればっかり)
それで、「東芝テレビ相談センター」に電話して「チャット」で質問することに。
大方、1時間弱、一生懸命調べていただきました。
結論は、今出ているREGZAにはその機能がついているテレビがない。
どうも、同じ機種でも、僕のテレビでしか再現できないらしい。
何とか見ることだ出来る方法も提案していただきましたが、手間を考えたら、面倒かな。
要は、47Z8000で貯めた画像は多分消える運命に。
まあ、ちょっとは不安を感じていたので、大事なものはDVDに落としてある。
正直、買った時から不安だった。10年後くらいのテレビが引き継ぎそうな記述がなかったから。USBはどうなんだろうか?



2023/10/29

HACKNEY DIAMONDS

ローリングストーンズの新作、前のブルーのブルース主体のCDはともかく、その前の2枚がいまいちだったので、それほど期待せずに購入。
最初から、チャーリワッツかと思うドラム(実際は違いますよ)で始まって、一挙に聞いてしまった。
チャーリー・ワッツのドラムも2曲入ってます。さらにビルワイマンも参加しているのもあります。さすがにブライアン・ジョーンズの音源はなかったみたい。
ミックテイラーも1曲くらい入れてほしかったなあ。
ただ、そういう懐かしいい話題ではなくって、作品自体がいい出来です。
本当にこれはいい。
80歳越えている???驚き。
題名もジャケットもストーンズらしくっていい。
 

2023/10/11

STATE of PLAY

Amazonプライムで今見ることが出来るものを探していたら偶然これを見つけた。
評価も高いし、イギリスの俳優さんはあんまり知らないのですが、トレインスポッティングの女の子も出てるし・・・とか、まあ時間つぶしに見ました。
面白かったです。ただ、正直、言わんとすることは「何処」「何」??かが分からなかった。
ただ、こういうミステリーと社会派的な話題の合体ものは意外と主張がボヤッとした感じで終わるものが多い。犯人は捕まったけれど「あの大事な社会問題はどうなるの?」という感じで終わる。

まあ、僕はそこにこだわってませんが、気になることが2つあって、昔の作品ですが、知っている人がいたら教えてください。

1.最初にケルビンが必死に逃げるシーンから始まりますが、このシーンはまず鞄を盗んで女の子に預けて逃げるシーンなのか、それとも2回目に犯人に会って、話が決裂して逃げるシーンなのか?
2.ケルビンの携帯電話の履歴にソニアの番号がありましたが、これはケルビンがソニアにかけた履歴なのか、それともソニアからケルビンにかかって来た履歴なのか?

別に気にしなくてもいいのですが、なんかすっきりしないのですよ。

別件ですが、アマゾンプライムって、時に見れたり、見れないようにして、実にスッキリしない会社ですね。段々横柄になって来た感じがますますします。
 

2023/10/09

ZEN & Catherine Spaak


 
「ローマ警察殺人課アウレリオ・ゼン」というドラマがあって、イギリスのBBCで制作されている。BBCは「刑事ヴァランダー」「メグレ警部」とスゥエーデン、フランスを舞台にした刑事ものを制作している。面白いのは台詞が英語で、現地の俳優さんで英語を喋れる人がかなりいるから出来ることなんだろうと思う。日本でなら未だほとんど同じ俳優さんになってしまうだろう。
先日から風邪気味だったので家でじっとしているので、何気なく見ていたら、主役のアウレリオ・ゼンの母親役に「カトリーヌスパーク」が出て来た。2枚目の画像。驚いた。

若い時(十代の映画のポスター)は上の画像。
当時はもう人気がありました。ちょっと小悪魔的な役が多くっておじさんがフラフラになる映画が多かったかな。上記の映画には「ゴーカートツイスト(サンライトツイストとも言われる(不思議))」という大ヒット曲があって、映画を見ていなくても曲は知っているという人も多いと思う。
IMDBで調べたら、全盛期にはハリウッドにも進出していたけれど、晩年はイタリア中心に活躍。イタリアではコンスタントにテレビや映画に出ていたようで80作以上の作品が出て来た。
残念ながら昨年亡くなっていた。知らなかったなあ。
遅くなりましたが、ご冥福をお祈りいたします。
合掌。

2023/10/02

David McCallum


 

イリヤ・クリヤキンことデヴィッド・マッカラムが亡くなった。90歳。
007の映画が大ヒットして、「00」で始まるドラマがいっぱい出て来た。
「それいけスマート」、「アンクルからの女」・・・そんな中で一番ヒットしたのはこの「アンクルからの男」ナポレオン・ソロだった。
ナポレオン・ソロ(0011)はロバートボーンで相棒(0022だった?)がイリヤ・クリヤキンことデヴィッド・マッカラムだった。
トップがウェイバリーことレオ・G・キャロル、初期のヒッチコック映画によく出て来る。TVドラマの「わが道を行く」でもおなじみ。
ナポレオン・ソロがヒットする前になると思うけれど、映画「大脱走」にも出ている。スティーブマックィーンをはじめとする大物俳優総出演の映画なので端役に属すると思うけれど、結構いい役柄だったと思う。
大分時間が経って、アメリカのドラマの「NCIS]というのを見だしたら、なんとデヴィッド・マッカラムが出ている。驚いた。それでこのドラマは主役だったマーク・ハーモンが引退して見なくなってしまったけれど、シーズン20まで来ているから20年ですね。
段々と出る機会が減って行ってた気がするけれど、体調を調整しながら出ていたのかな。
もう出て来ないと思うと非常に残念です。
あと、元奥さんがジル・アイアランドで有名になる前に結婚していて、ナポレオン・ソロにも出ていた。離婚後あのチャールズ・ブロンソンと再婚しておしどりカップルとしてよく写真を見た記憶がある。
アップした写真は、上がナポレオン・ソロ時代、中段がNCIS、下がNCIS時代のポーリー・ペレットとローレン・ホリーと一緒の写真。
元々音楽家志望だったのでレコードも出していた。「月の裏側」というシングルも覚えているけど自信はないなあ。
長い間楽しませていただきました。ご冥福をお祈りいたします。合掌


2023/09/30

9月も終わる

9月も終わる。段々書くことがなくなって来た?
ウクライナは1年半が経過し、混沌とした状況は変わらず。西側諸国の支援体制にも疲労感が。
ロシアはもっと疲れているはずやけど情報がないから不透明。
書くことがないというより、SNSでみんなが好きなことを言い放つばかりで、それに対して反応する意欲も失せてきているというのが本当のところかもしれない。
個人の意見が拡散していく世界ですね。
マイナポイント2万円、締め切られました。なんで2万円をバラまかねばならないか疑問ですがもらえるものはもらっておこうということでもらいました。
インボイス制度は明日から始まる。一応番号は取得した。免税事業者ですが、もう言い争いは不毛の議論なんで、正しく預かっているものはお返ししましょう。正論だと思うのですが。
コロナのワクチン接種券が届いた、いったいいつまで続くのだろうか。
ビックモーター事件、結局、マイナポイントと似たことを感じる。マイナポイントの2万円も元は国民の税金から、ビックモーターの収益も損害保険屋に騙されて本来より高い保険料を払わされている加入者(ほとんどの国民が何らかの保険に入っている)
こういうのはどうしてけん制できるの??
なんかサブスク詐欺っぽい世の中になっていきそう。毎月の少額の掛け金に怪しいお金がまぎれる。大金でないから気がつかない。
そういえば、ヤマダ電機も毎年いくばくかの引落がある。あれは何のお金かすっかり忘れている。電化製品って初めの5年くらいまず故障しないですもんね。あれも無駄かな。
一回身辺整理をせねば。

 

2023/08/16

1945.8.15

 


台風で籠っていたら日がズレてしまった。
1945年(昭和20年)8月15日、終戦の日。
上が日本、下がアメリカ。
上の写真は大阪の曽根崎警察の前らしい。
下のアメリカが喜んでいる姿が新鮮で、勝った喜びと共に戦争が終わった喜びを感じる。

2023/07/20

原発の処理水


 原発の処理水をめぐって、早速海産物の輸出に影響が出始めた。中国が買い控えだした。
中国が一番の得意先なのに。
海に放出し始めたら日本人も魚介類を買うだろうか?少なくとも僕は東北地方でとれた魚介類は遠慮する。なぜ、どこか日本のなかに置いておかないのだろう。どう考えても探せばおける場所はあるはず。中国以外の「いいですよ」と言っている国々もいざ蓋を開けたら日本からの魚介類を買ってくれるか分からない。わざわざ不安なところから買う???
僕は何でも政府のやることに盾突く人種ではないけれど、今回のは無謀な考えだと思う。風評被害かも知れないけれど長引くでしょうね。太平洋の島々から訴えられないことを祈るばかり。お役人及び専門家の言うことが信用できるかどうかなんて素人は分からない。

7月22日 追加
中国に対して半導体製造装置の販売をやめる。アメリカに同調して。
こんなことしていて海産物を中国が仕入れますか???
東北の漁師さんたちを欺くつもりなのは明らかですやん。

言うこととやることの整合性をとらないと国民は納得しないです。

2023/07/07

PANTA

 


あの「頭脳警察」のPANTAさんが亡くなった。
同じ歳である。
こういうロック歌手はなかなか日本にはいない。
僕が名作と考えている3枚をアップ(全部買っても損はないです)。
一番上が「頭脳警察」時代の2枚目、「銃をとれ!」「さようなら世界婦人よ」が入っている。1枚目は販売禁止(放送禁止)?だったかな。
真ん中が、ソロになってからの1枚目?「マーラーズパーラー」が入っている。
一番下が不朽の名作の「クリスタルナハト」、こういう作品を作る人が日本には他にいないよね。
最後まで正真正銘の「"ロック"人間」だった。
ご冥福をお祈りします。合掌。

同志社大学の講堂でカルメンマキ&オズとのジョイントコンサートを見たのを思い出した。
50年くらい前の話。

2023/07/03

詩仙堂

 
詩仙堂に行ってきた。
ちょうど50年ぶりである。1973年に行った写真が残っているので。見比べてみる。そのまんまである。なんにも変わっていない。変わったのは己の姿だけ。
自分の人生で「なんで?」と思うことが時々あって、大学に入学した時に偶然「古美術研究会」的なサークルに入会した。我ながらその時の「思い」の根拠が分からないのですけど。
多分、受験勉強に疲れて「癒し」を求めていた??(そんなことないか)。当時ビートルズがインドにはまっていたから、多分そこからだと思う。「東洋哲学」って何??という単純な好奇心・・・。
そんな感じで月一回くらいのペースで京都・奈良のお寺の仏像と庭園を見て回るハイキング同好会みたいな部活?に入ってしまった。仏像はちょっと怖くて苦手だったので、庭園を主として回ることが多かった。実は仏像の方が資料も多く、ファンも圧倒的に多い。
庭園は、それほど学問的にどうのこうのというものではないように(個人的は)思っている。
季節のいい時に緑がいっぱいの「お庭」にいくと、単純に「きれい」と思うだけでそれでよかった。
詩仙堂は、記憶では大学を卒業する時の最後のあたりに、ほとんどの部員が参加して記念写真を撮っているのでよく覚えている。みんな若い(当然)!この連中の顔に50年プラスした顔になっているはず(当然)。会っても分からないだろうね。
そんな集合写真のなかで今も年賀状のやり取りをしているのは数人。まだ鬼籍に入ったものはいない。




2023/05/23

G7 HIROSHIMA SUMMIT


G7広島サミットが「無事」に終わった。まず「無事」に終わってくれてなにより。ゼレンスキー大統領になにかあればそれこそ大変なことだから。
個人的には意外と岸田さん頑張ったという感じなんですが、朝日新聞とかネットの書きこみ見てたら批判的なコメントも多くってちょっと驚いている。
核絶滅を指向する団体さんのコメントは、初めから言われることが予測できるのでそれ程驚かないけれど、この集まりに核絶滅の決議を求めること自体が無理な注文というもので、「裏切られた」「失望した」云々のコメントには、読む方にとっては「なんだかなあ」という気がしている。
ゼレンスキー大統領の参加にも日本が西側の陣営に加担しているのがはっきりして戦争の推進者となったことが明白で・・・というコメントにも「なんだかな」という気がしてならない。岸田首相がウクライナまで行って激励しているわけでとっくに西側陣営ですよね。もっと考えたら、日本が太平洋戦争に負けた時から西側陣営に組み込まれているわけです。今更云われてもという気がする。
なんというか、立場をはっきり据えた方々は毎回同じコメントを出せるからいいように思うけれど、僕みたいに状況が変わるごとに「ああでもないこうでもない」と思いを巡らす人種には、今の状況はほんとに難しい。
それと「すべて外交で」と言い切る人種の方にも取り付く島がないという感じで、「攻めてきたらどうするの」という問いにも「外交で」となるから始末が悪い、というかそれ以上の話は無理なんでしょうね。もう外交で破綻したら「終わり」なんだと思う。
まあそういうことで??どういうこと?
要は、立場を明確にすることが出来たら、返答に困る質問には答えず、繰り返すしか他に方法はないということかなと思っている。
世の中には、人の領土を欲しがる大統領もいるし、民主主義より独裁者になりたがる人物も多いし、そういう意味で朝日新聞より日経新聞の方が世の中の動きをとらえやすい。お金(経済)の動きを見ることは主義・思想・宗教を考えるより世の中の全体像が理解できる有効な手法の一つだと思うことが多い昨今です。

 

2023/05/07

能登半島


能登半島が地震で揺れている。
福井と富山には仕事でよく行っていたが、さすがに能登半島にはお客がなかった。
学生時代(52年前)に悪友と能登半島一周に出かけたのを思い出し、昔のアルバムをみたらアップしたようなスナップ写真が残っていた。もうほとんど記憶にないけれど、時国家と総持寺だったと思う。両方とも立派な建物だったのを覚えている。今度の地震で大丈夫なのだろうか。
「ホテルニューまうら」というところに泊ったのを覚えている。確か選択の余地がなかった。行き当たりばったりで行ったから、もっと安いところを探す予定だったのを思い出した。

 

2023/03/26

THE KILLING

ブリッジを見たら「キリングを見てないの?」と言われるので、ブリッジは本家を後に見たから、これは本家から見ることにする。
見ている人が多くて書き込みも沢山あるかなと思ったら、ブリッジに比べてあらすじの書き込みは圧倒的に少なかった。
多分、ストーリーが複雑かつ細かいので書けないわ。一銭のお金にもならんのに書く人はおらんやろと思った。登場人物が多い、ストーリーが複雑(今から考えたら見えてきているんですが)
あらすじのまともな書き込みは「世の中は何か常なる」というお方のTHE KILLING/キリング 第1シーズン(ネタバレ)」だけ。詳しく書かれてあって途中でこれを反復して読んで次を見ていた。まだ不足しているところもあるので是非改訂を加えていってもらえないかなと思う。まあ今更の話ですが。
実に個人的な感想
1.犯人をもうちょっと考えてほしかったな。
  あれだけ引っ張ってきて、えっこの人なんですか??
2.動機ももうちょっとレベルの高いものにならなかったのかな
3.主人公(ルンド)・・・こういう人物像よく思いついたな
  こんな人が僕の部下だったらノイローゼになりそう。僕なら即配置転換を申し渡す。
  もともと事件が発生した日で退職だったはずなんですよね。
  もう退職してもらって、スウェーデンに行ってもらっておいた方が良かったような。
  大変な性格です。正直、名探偵とも思えなかったし。得意技は体当たりだけ。
  後半、見ていてイラつくことしきり。
  ブリッジのサガ・ノレーンの方がよっぽど付き合いやすい。
      でもこの人に食いつかれたら、もう犯人でないと分かるまで放してくれないから、ある意味で優秀な人材ということになるのかな。誤認逮捕連発でクレーム対応が大変だと思うけれど。
4.殺人事件に選挙戦を絡ませて、有力候補者を容疑者に仕立てて、盛り上がりを次から次へ・・・というところが上手い。それと北欧共通の問題、移民の問題が絡む。そのあたりがデンマークで高視聴率を上げた理由だと思う。
リメイクのアメリカ版は犯人が違うらしいので見てみようかなと思う。

 

2023/03/13

「大江健三郎」「扇千景」「ミッシェル・ヨー」


 

一緒にアップするのもどうかと思うけれど、大江健三郎さんと扇千景さんは訃報。
ミッシェル・ヨーさんはお祝い。
大江健三郎さんは、ノーベル文学賞、正直なところ一回も読んでいない。僕には難しすぎる。考えておられることが難しい。
扇千景さんは「私にも写せます」の8ミリカメラの宣伝で有名?本当は大臣なんでそちらの功績の方が大きいのだろうけれど、庶民には8ミリカメラですね。
ミッシェル・ヨーさんはアカデミー賞(主演女優賞)受賞、アジア人では初めて(のはず)。受賞した映画を見ることは多分ないと思うので、昔見た「007」をアップしました。アジア人のボンドガールは浜美枝、若林映子の方が先だと思うけれど、この人は英語が完全に喋れるからまともな役が可能。その後も実績を積んで見事に受賞。
亡くなった方には、合掌
受賞された方にはおめでとう。
ちょっと変ですがお許しくだされ。

2023/02/26

Wallander


 先日からアマゾンのプライムビデオのBBCの刑事ものばかり見ている。仕事が忙しくなってくると他のことがしたくなるという昔からの悪癖が今も残っている。
それで、先日から見ていたブリッジ(これはレンタルDVDで見た)の北欧シリーズで行こうということでこれにした。
BBCって、先日もメグレ警部を見たら、フランスなのに英語でドラマが展開され、今度はスウェーデンなのに英語でドラマが進むという新しい展開路線が進められている気がする。
ロシアがウクライナに侵攻したおかげであの辺りの地図がちょっとだけ頭に入ってきている。
ラトビアからゴムボートでやってくるとか(地図みたら近い)、ソ連の潜水艦の話でスウェーデンの国防の中立の話とかウクライナ侵略がなければそれ程ピンとこない話だと思う。
全体的に、昔、「ドラゴンタトゥーの女」を見た時に光の量が少ないからどうしても画像が暗くなるなと感じてしたけど、今回も同様の感想をもった。仕方がないですね。光量が少ないのですからどうしようもない。
主役のケネス・ブラナーという役者さんは、昔ハリー・ポッターで見たようなと思い調べたらすごい大物俳優さんでポアロもやられてました。
役者さんもロシアの俳優さんも出ていたりで結構もう冷戦時代はとっくに終わったという感じがしているのに、多分今は元通り?になってしまっているのだろう。
ほんとにプーチン1人の妄想のお陰で大勢の人が迷惑している。

2023/02/19

STELLA STEVENS


 

ステラ・スティーブンスが亡くなった。84歳。
往年の大女優とまではいかなかったけれど、僕が見た映画やテレビにはよく出てきてくださいました。個人的には「ごく普通」のアメリカの「美人」スター。「ごく普通」というのが特長。言い方が悪いけれど、特徴がなかった。「きれい」「スタイルがいい」「でるとこは出てる」「くびれるべきところはくびれている」・・とまあ悪いことろなし。
アップしたのは、プレスリーと共演した映画「ガール・ガール・ガール」、中段はサム・ペキンパーの映画(意外だった)の「砂漠の流れ者」、下段は「ポセイドン・アドベンチャー」(キャロル・リンレーも出ている。オレンジの服)。
プレスリーの映画には捨てるほど可愛い女の子が出て来るけれど、その中のその他大勢にはならない。そこが偉い。IMDBで検索したら出演している作品は多い。
そういえば、ディーン・マーチンとの共演もありましたね。
長い間、お疲れ様でした。ご冥福を祈ります。合掌。

2023/02/16

NEW MUSIC MAGAZINE 創刊号の表紙


 

ほぼ2年前に同じようなことを書いたのですが、問題が解決しました。
1969年の4月に創刊された「ニューミュージックマガジン」(現在はミュージックマガジン)の表紙に載っているミュージシャンは誰だという「謎」が僕の頭の中に以前からずっとあって、2年前に雑誌を発行している会社に問い合わせたら、当時のことを知っている者が既にいないということで、分からないということだった。まあ当然ですね。50年以上も前の話だから。
僕も当時のことは詳しいつもりだったので、持っている資料を駆使して探したけれど見つからず、先日フェイスブックで詳しい人にも答え及びヒントをお願いしたら、エレファント・メモリーとかその他色々とアイデアをいただきました。
その時、もう一度しげしげと眺めていたら、前の右から2人目の女性の顔に見覚えがあって、ひょっとしたらブロンディのデボラ・ハリーがいた「ウインド・イン・ザ・ウィロー」かなと思った。ただ、「ウインド・イン・ザ・ウィロー」というグループは、LPレコードが1枚出ただけで当時は全く売れていないし、シングル盤も出したけれどヒットしていない(日本でも出た)。しかも僕の基準ではニューロックではない。要するに1969年の新時代を告げる雑誌の表紙を飾るような活躍は全くしていないから、やっぱりあり得ないと思いつつ、彼らの写真をネットで探したら見つけました。2段目の写真がそれです。そのまんま。数年後ブロンディーとしてヒットを連発してスターの座を射止め、その時の姿は一番下の写真。
デボラ・ハリーがブロンディーで有名になって、下積み時代の写真がネットで見れる時代になっているから判明したけれど、「ウインド・イン・ザ・ウィロー」が1968年のアルバム1枚で消えていたらよっぽどの偶然がない限り発見されなかっただろう(それに創刊号の写真が誰なんだと思っている人間がいない(僕だけ?))。創刊号を作っていた時期、中村とうようさんと小倉エージさんたちがなぜ「ウインド・イン・ザ・ウィロー」を表紙に登場させたのかその意図とするところを是非知りたいと思っている。
本来ならクラプトンのクリームなんかが妥当だったと思うけれど。本当に意外なチョイスだ。
しかしながら54年に渡る謎が解けた。めでたしめでたし。

2023/02/13

SFの古典


 

人類ってこれからどうなる??
あんまり希望的な期待は持てない雰囲気が充満している。

2023/02/02

この怒りを


 これはメタリカのCDだったかな?
新年早々訃報が続く。ジェフベック、デビッドクロスビーと大物が亡くなった。
あとはサディスティックミカバンドのドラムの人(高橋某・・すみませんあんまり知らない)、博多出身のレスポール弾いていた人(すみません。あかん、すぐに名前が出て来ない)。出た、鮎川誠さん。
フィリピンの収容所のあほみたいな話、聞いてもそれ程驚かない。昔勤めていた会社にフィリピンの関係先があってもう何でも裏金次第ということを知っているから。いい加減と言えばいい加減、でもある意味やりやすい体質?(いいのかなと思うけど)
でも、日本の警察がもっと早く動いて日本に戻していたら、あの狛江市の90歳のおばあさんは死ぬことがなかったと思うと、なんだか釈然をしない気持ちが残る。
名簿ってものすごく有効なもので、昔工務店関係の仕事のお客さんがあった時に、最近10年間に新築された家のリストをどこかから手に入れてきた。そのリストの古い方から電話する部隊を作って片っ端から電話する。何故か10年くらい経つとちょっとずつ故障するところが出て来るらしい。
名簿産業はこれから儲かるっていう話は昔からあるけれど、どうも怖い世の中になってきた。名簿というよりインターネットで検索しているうちに僕の情報がどんどん漏れていく(今も漏れていっている)わけで。鎖国ではないけれど、全て遮断して生きるのが賢明?出来る?IT立国を目指す時代に?

2023/01/26

TOP TOPHAM


 

TOP TOPHAMと云ってもほとんどの方がご存じないと思う。でも、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの先輩だというと、「えっ」ということになる。
「ヤードバーズ」というグループから歴代の名ギタリストが生まれ、ジミー・ペイジの時にジミー・ペイジ以外のメンバーをチェンジして新しくスタートしたのが「レッド・ツェッペリン」だった。
そのヤードバーズを作った時のリードギターが「トップ・トップハム」で、当時まだ学生で、昔読んだ雑誌の記憶では親が反対するのでプロにはならず学業の道にという話だった。それでトップハムの友達(キース・レルフの友達という説もある)だったエリック・クラプトンを紹介したという。
クラプトンもブルース指向のギターを好んでいたので、ポップ指向になったヤードバーズを早々に辞めた話を聞いてトップハムも「僕も長くは続かなかったはず」と後に述べている。
学校を出てからは、やっぱりギタリストとして活躍していたみたいですが、かなりブルースの世界に生きたらしく、僕の情報網にはほとんど引っかかって来なかった。
ずいぶん後になって「ヤードバーズ」の残りのメンバーとやっている写真もある。
一番下のCDの裏は、フリートウッドマックのクリスティン・パーフェクトのソロアルバムにギターで参加しているくらい。(多分左から2人目)
そういえばクリスティン・パーフェクト(マクヴィー)も先日亡くなっているなあ。

話が逆になった、そのトップハムの訃報が飛び込んで来た。今年になってヤードバーズのリードギタリストが2人亡くなったということになる。
冥福を祈りたい。合掌。