2021/01/25

雑感(電気自動車)


 家にいるからいろいろと考えてしまう。
アップしたのは、GMのメアリー・バーラ社長でもうGM(アメリカのジェネラル・モータース社)は電気自動車にまい進するとのこと。
日本はまだハイブリッドをなんとか生き残らせようとしているみたいですが、世界はハイブリッドカーを地球上から葬ってしまおうと考えているように思える。
多分、こんなこと断言できないですが、携帯がガラパゴス化して、日本の携帯電話が世界中から無くなったように、自動車も同じ運命をたどるかもしれない。日本にだけハイブリッドカーが走っている??でもそうなったら多分日本の経済は奈落の底に落ちているはず。日本の経済は車産業に依存している割合が人が思っている以上に高い。

話は変わりますが、今度は別の意味で半導体産業には追い風かなと思っているのがこの電気自動車。
電気自動車は、本質は大量の半導体を載せて動く乗り物になるはずで、日本の半導体は品質が良すぎてパソコン時代に負けたとも言われている。どうしてと思われるかもしれないけれど、パソコンってほとんど5年くらいしか使わない。機器は使えても、ソフトとインフラが進化するから新しいデバイスを使うために買い替える。そういう意味で、10年持つ部品はいらない。5年くらいもつ部品で充分。
ところが日本の品質管理はもっと長く持つかどうか検査に検査を重ねてコスト高になっていく、失礼ながら適当に作られた粗製乱造のアジアの部品メーカーに負けてしまった・・・と言われている。

ただ、ここにきて、台湾の生産技術は飛躍的に伸びてきており、日本は仕事が減っているお陰でそれほど進化していない。そう単純な話でないということも言われだした。ただし中国は分からないですけど(かなりのレベルという話をよく聞く)。日本の技術が上だというのは昔の話かもしれない。
僕はいままで車はほとんど10年くらい乗ってきているから、10年以上持つ電気自動車でないと困るというか、ほいほいと買い替えられるものでないし、世の中、パソコンと同じスタンスで物を作るというわけにもいかないだろう。命が載っているわけですしね。

いいものを造ったら売れるという単純な世界でなくなってきている。規制・制度を勝ち取ったものが勝者???・・・となると日本は俄然弱い。言葉、交渉力‥弱いもんね。
なんかこれからますます日本が不利な社会になるような気がしている。

2021/01/19

PHIL SPECTOR


 
また訃報である。フィル・スペクター・・・天才?狂人?殺人犯?
詳しくは知らないけれど、刑務所でコロナで亡くなった。81歳
僕がビートルズを聞き出したころには既に大物プロデューサーだったような気がする。
ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」の立役者ですから。この曲は誰もがきいたことがあると思う。その他にも調べたらいっぱいヒット曲があってこれもかこれもかという感じだった。でもそれ程気にかけていた人物ではなかった。気持ち的には過去の人のように思っていたから。
その後、直接リアルタイムで僕の耳に入ってきたのが1965年のライチャス・ブラザーズの「振られた気持ち」くらいかな。
ところがその後ビートルズに関わってきたからややこしくなる。レット・イット・ビーのプロデュースを引き受け、ジョン・レノンのソロのプロデュースに参加しだして、俄然僕のネットワークに入りこんできたけれど、正直、個人的な功績は分からない。
やっぱりフィル・スペクターがいてもいなくてもビートルズはビートルズだと思っているから。
僕はあんまり音にこだわりがなく、ポールのネイキッド・レット・イット・ビーとスペクター(007みたい)のレット・イット・ビーの違いがあんまり分からない。鈍感なんですね。
それはさておき、このフィル・スペクターさん奇行で有名で、最終的にラナ・クラークソンという女優さんの殺人事件の犯人?(に認定されたのかな?犯人でないと刑務所にいないですよね)として収監中にコロナで亡くなったらしい。

それほど夢中になった人物でもないけれど、この世界では超有名人で、ある意味芸術家さん??
大変な人生だったと思います。お疲れ様でした。合掌。

2021/01/16

VANILLA FUDGE






「ニア・ザ・ビギビング」の日本盤



ほとんど今となっては語る人もいなくなった「バニラファッジ」ですが、デビュー当時は最先端を走ってました。
上から3枚目まで圧倒的、1枚目はその当時のヒット曲を大胆にアレンジしてビックリさせてくれて「えっ、こうなりますか?」(今から考えたらプロデューサーがシャドウ・モートンやからねえ)、しかも大ヒット、2枚目はジャケットに「日本語」が書かれてます。「音律がはずむ」他の外国語は何処の文字でしょうか?見たことがない文字ばかりでなんか不安なんですが、当時の未開の文化の文字を選んだような危惧がしますが・・?
この2枚目にも妙に感動して、今聞いたらようわからんのですが、時代が感動させた。そういう時代を感じさせる企画ものが上手だったと言えますね。
3枚目はその名も「ルネッサンス」(文芸復興)、当時そんな感じもしてました。ロックンロールがロックになる。ジャケットもいいです。僕はこの中の「私が子供の頃、空は叫んでいた」が好きでよく聞きました。今聞くと徐長すぎますけども、なにせ題名がいい「空が叫んでいた」(雷とちゃいまっせ)何かを感じる、そういう時代だった。
ドノバンの「魔女の季節」もここに入っている。不思議な曲です。ドクター・ジョンとかジュリー・ドリスコルとかね、ちょっと癖のある歌手さんに好まれて歌われてます。
4枚目で突然、元の自分たちの世界に戻って、どちらかと言えばラスカルズ風?ファンキーソウル+ブルース+ハードロックっぽい路線でしょうか?もともと演奏力があるので。3作までが企画もんだったということでしょう。それでも時代にあった企画だったといえます。
ただジャケットを見てもらったら分かりますが、1~3作目まではなんか「思想」がありますが、4枚目はそのまんま!!!これはなんでも変わりすぎと思ったのでしょうね。日本盤はリンゴと氷(アクリル)? なんか雰囲気が出ている感じのジャケットに差し替えられてます。僕はこれを買いそびれてまして後悔してます。まず中古屋でも見ないです。
オリジナルのジャケットが突飛すぎて日本で差し替えたのはムーディブルースの「サテンの夜」もかな。あれもそのままでは出しにくかった。時代の流れが今のように同時進行してなかったから。「サテンの夜」の日本盤も買いそびれてる。
最後の5枚目はその名も「ROCK & ROLL」自分たちの本来の姿に。
この後解散、それぞれに道に(ティム・ボガートとカーマイン・アピスは前述のようにジェフ・ベックと)。
カーマイン・アピスがカルメン・マキと一緒に活動するなんて全く考えられない時代の話です。「時には母のない子のように」が出る前の話です。

2021/01/15

TIM BOGERT


 

TIM BOGERTさんが亡くなった。
代表作を3枚上げましたが、他にもいっぱいあります。
ロッド・スチュアートやリック・デリンジャーとの共演、さらに日本のチャーとの共演もあります。
僕にとっては何と言っても「ヴァニラ・ファッジ」の1枚目(アルタミラの洞窟のようなジャケット)、衝撃的でした。これぞ次世代のロック「アートロック」だと思いました。今から思ったらめっちゃ単純ですが、初めて聞いた時はびっくりしました。
ヴァニラ・ファッジ解散後、ジェフ・ベックとグループを作る話が雑誌に載ってましたが、ジェフベックの交通事故で立ち消えになり、「カクタス」というバンドでもうヘビーロックというのかな、スタイルは確立してませんが、そういう様式は関係なくロックが突っ走る路線で何枚出したやろ?
で、次にとうとう御大ジェフ・ベックと盟友カーマイン・アピスとの強力3人組「ベック・ボガート・アピス」を結成。このライブはけたたましい。
昔、寮生活をしていた頃、休みに全館響き渡るくらいの音でこのライブをかけていた先輩がいらっしゃいまして、「どんな奴や」と思ってみたら、滅茶苦茶まともな大人しそうな小柄なお方でした。でもこの人、ストレスいっぱいやったのかサンタナのライブインジャパン(ロータス)もガンガンかけてたし、結構楽しかった思い出です。
76歳でした。お疲れ様でした。合掌。
今年は出だしから訃報が続くなあ。




2021/01/13

半藤一利


 

半藤一利さんが亡くなった、90歳、入院でもなく自宅で倒れられていたらしい。
こういう死に方いいですね。
戦争もんはこの人の記述が一番好きでした。思想的に偏っているわけでもなく、幅広い見識から書かれていて、他にもかなり読んでますが戦争に絞ればこの3冊かな、後は宮部みゆきさんとの対談集、あれは楽しい。
あと辻政信のことをコテンパンに書いているのが印象深い。いつも穏やかな書きぶりですのにと思ったものです。
お疲れ様でした。 合掌。


2021/01/10

垂直統合路線の終焉


 僕は大学を出て、自動車会社に勤めて半導体会社に転職した(その後独立)。今まででは一応花形の業種です。その2つが2つとも危機にさらされている。厳密に言えば、半導体が既に危機的状況で、車産業が今から危機的状況になるかなと言われている。
要は日本の企業は両方とも「垂直型統合」路線の企業形態。すべて自社で完結します。
ところが今からは世界的な分業体制で事業が進められるのが主流となりそう(半導体は既にそうなっている)。例えばアメリカで開発、台湾または中国で製造。
こう書くと日本はどちらかに特化できない??ような気もする。
垂直統合路線って日本人に向いているような気がする。逆言えば日本人以外下手。
以心伝心国家、かつ文化・技術が高度の国は日本くらいかなと思ったり。

アップルの電気自動車??驚異ですね。
アップルのブランド力がベンツ、ポルシェ・BMW・トヨタと対決する。
ゆくゆくはテスラは消えるかも。

このことは、エンジンがモーターにとって代わることから生ずることで、車産業が電機産業と一緒になるということなのかもしれない。
半導体の製造の全世界的生産モデルが車でも展開されるようになる。
ワールドワイド水平的分業が進む。

この競争に負けたら日本は失業者でいっぱいになりそう。
JAPAN AS No.1 が遠い昔の話に思えてきた。


2021/01/08

年初の雑感


 年初からもうコロナの感染者ががどんどん増えて大変なことになっている。
暇やからいろいろとネットでコロナのことを調べていたら、全く反対のことを言っている先生もいて、まあ全体がわかっていない世界だからこういうことになるのかなと思ってます。
要は、インフルエンザと同じくらいの病気ですということで、インフルエンザで亡くなってもそれほど大騒ぎしないでしょ?ということ。PCR検査も日本の基準がきびしくて台湾のは甘い。だから台湾は感染者が少ない。妙に納得。新型コロナを隔離せんといけないと決めた厚生労働省がミスったということになる。これもそうかなと思う。
段々、詳細が分かってくるにつけ、上記の考え方が説得力があることが多い。
厚生労働省の判断の問題、さらに日本の医療体制の歪(まだ病院は空いているけれどもほとんどが民間で公立は満杯、民間の病院には役所からはなんとか看たってくれと命令はできない。民間病院は風評被害は避けたいのでコロナ患者は受けたくない。すべてお願いになっている)とか、まだ打つ手はありそう。

正直なところ、正しいのかどうかを判断する知識がないので分かりませんが、マスコミの報道も政府のやることにもスッキリとした納得感がないのは確かです。
テレビは見ていて腹が立ってくることが多いのでほとんど見ないですけど。無責任「言うだけ」(最近特にそう思う。なんでお笑いタレントがコメントを言うの?訳が分からん。)

菅さんは、首相の器でなかった。下働きのトップかな。初めは期待しましたが日本学術会議の件で、こんなことにこだわるのは首相の器でないと思った。正直どうでもええ話です。首相が気にするべきことでないと思う。
緊急事態宣言、一か月で収まるわけがない。カラ手形が多すぎる。

国ってどこまで国民の生活の面倒を見なければならないのか?
こういう事態になってふと考えることがある。
税金はとっているから、それに見合うサービスはするべきですが、天秤にかける話なのか?
飲食店に休業要請する話になると「補償」の話が出てくる。
個人的にはしっくりこない。
基本的に自由に商売をして客が来なかったら倒産というのが資本主義経済の仕組みだと思っている。こう事態は別なのか??
ただ、コロナにかかってもいいよという客とコロナにかかってもいいよというお店があればご自由に・・・・とはいかないですよね。国はどうしたらいいのか?が国民全体を縛るよりお店に休業要請するほうが早いか?

もっと考えたら、国民が賢かったら、飲食店に行かないのが理性的な判断だと思う。そしたら飲食業は自然と成り立たなくなる。本来ならそうなるべき。ところが好き放題している。麻生さんが言うほど日本国民の民度は高くないと思いだしてきた。
結局のところお店を早く締めなさい、お店を開けてもいいですよとか、役所が制限するから国民が自己判断する機能が退化して、開いているのなら(役所がやっていいと認めているから)安心か?と思ってしまう。

「マスク、手洗い、三密をさける」を守っておけば大丈夫という概念がどうも間違っているように思う。マスク、手洗いまではOKでも三密を避けていない。飲食店のガイドラインが間違っているんでしょうね。
新幹線は車両の空気が一定の期間ごとに総入れ替えされる。そういう施設ってどれだけある。換気扇とかのレベルの話でないわけで、コロナの時代に対応できる店(定期的に空気が総入れ替えされるビル)ってほとんどないように思う。

話がおかしくなりましたが、飲食店に休業要請するのではなくて、国民全員に「コロナが収まるまで行くな」という指示が正しいと思う。飲食店は別に悪くないもんね。

確実なのは国民全員が収まるまで家に引きこもる(もしくは人に会わない仕事をする)のが一番。もう経済なんてどうでもいいですやん。食料がない人には国が配給する。ここまで来たら、突飛すぎるようでも正しいかもと思う。

アップしたシロクマくんたちも温暖化で住むところが亡くなって絶滅の危機。我々もそうかもしれない。

トランプの話も少し。あんなことやって免職させられない国って??大丈夫なのか?
しかも共和党の大半が免職に反対??共和党って自浄作用が働かない??
後は弾劾裁判、2回も弾劾される大統領って今までいたかな?
中国からもロシアからも皮肉を言われて情けない。(だからデモクラシーって駄目なのよって言われてる)
なんか新年早々波乱の幕開けです。どうなりますやら。




2021/01/06

GERRY MARSDEN 2


 
GERRY MARSDEN がBEATLESと仲が良かったと書いたけれど、本当に仲が良かったみたいで初期の写真には一緒に写っているものが沢山ある。
アップしたのは有名な写真で僕が気に入っているものの一つです。
1963年11月に撮られたときされてますが、上の方は、左からビートルズの4人、次の4人がジェリーとペースメーカーズ、そして立っているのがマネージャーのブライアン・エプスタイン、その右の5人がビリー・J・クレーマーとダコタス。
下の方は、真面目に撮られた後のおふざけの1枚で、左から4人目のポール・マッカートニーに抱き着いているのがジェリー・マースデン。

この3つのグループ以外にシラ・ブラックもマネージメントしていたと思うから、本当に突然リバプールからロンドンに攻勢をかけたわけです。

この時はまだイギリスの売れっ子で、多分この年(1963)はビートルズとジェリーとペースメーカーズでほとんどヒットチャートの1位を独占していたはず。

2021/01/05

訃報(2020)


 昨日書きましたけど、もともとこのブログを思いついたのは訃報を目にする都度、何かしらの思いが湧くのでそれを書き留めておこうかなと思いついたのがきっかけだったように思う。日記より写真をすぐ載せられるので便利と思った。
それで、訃報ってどこで目にするか?
そう思えば、多分、ネットニュース、新聞、テレビくらいです。そこで、ウィキで昨年後半の訃報が分かるので見てみた。ものすごい量の人名が載ってましたが、僕なりに興味がある人(作家、音楽家、その他僕の趣味系)をピックアップしてみた。

一番驚いたのは以前から僕が贔屓にしていた「パメラ・ティフィン」が亡くなっていたこと。もうそれ程の大女優にならなかったから、残念ながら新聞とかには載らなかったんでしょうね。
「動く標的」というポール・ニューマン主演の映画に出るようになって、これから伸びるかなと思ってた時期があります。アップしたのは映画「動く標的」のワンショット。この頃が一番輝いていたかも。この原作の「動く標的」ってハードボイルドが好きな人には有名な作家(ロス・マクドナルド)みたいで(僕はハードボイルド系はあんまり知らない)、村上春樹さんなんかのエッセイにはよく出てくる。
まあそんなことで気になった訃報を以下にあげておきます。
僕が70歳になったので今後ますます増えますな。

2020年下半期訃報

  7月06日 エンニオ・モリコーネ(作曲家 荒野の用心棒、サンライズツイスト)
  7月25日 ピーター・グリーン(フリートウッドマックの名ギタリスト)
  8月09日   マーティン・バーチ(ヘビメタ系のプロデューサー、特にアイアンメイデン)
  8月11日 トリニ・ロペス(ビートルズとシルヴィ・バルタンと1964年1月にパリで共演していた)
  9月01日   マモル・マヌー(ゴールデンカップス)
  9月  4日   ゲーリー・ピーコック(JAZZベーシスト、最近よく聞くのにショック)
  9月10日 ダイアナ・リグ(007)
  9月19日 守屋浩(歌手 ありがたや節)
  9月20日 藤木孝(ツイストブーム歌手、俳優 記載済み)
  9月26日 ルイズルイス可部(ゴールデンカップス)
10月05日 マーガレット・ノーラン(007とビートルズ 記載済み)
10月06日  バン・ヘイレン(超テクギタリスト)
10月07日  筒美京平
10月16日  ゴードン・ハスケル(キング・クリムゾン 記載済み)
10月17日  近藤等則(ジャズ 記載済み)
10月19日  スペンサー・デイビス(代表曲キープ・オン・ランニング)
10月31日  ショーン・コネリー(初代007 記載済み)
11月04日  ケン・ヘンズレー(ユーーライアーヒープ)
12月02日  パメラ・ティフイン(女優 動く標的、マドリッドで乾杯)
12月12日  ジョン・ル・カレ(小説家 代表作「寒い国から帰って来たスパイ」名作
12月22日  ステラ・テナント(ウルトラ・スーパー・モデル)
12月23日  レスリー・ウエスト(マウンテンのギタリスト 記載済み)
12月25日  ダニー・ホッジ(往年の名プロレスラー)
12月26日  ジョージ・ブレイク(本物の二重スパイソ連に逃げ込む、奇しくもジョン・ル・カレと同じ月に亡くなった)














2021/01/04

GERRY MARSDEN


キャバーンクラブのGERRY & PACEMAKERS

ビートルズとロイ・オービソン(右)


リバプールのサッカースタジアムで

もともとこのブログを書こうと思い立ったきっかけは、段々歳をとるにつれて、僕の知っている人が死んでいくようになり、その都度「なんか思う」ことが多くなったので、それを綴っておこうと思ったのがきっかけだったように思う。途中から脱線して適当に思うままに書いてしまっているところがあるけれど。
2021年早々、「GERRY MARSDEN」の訃報が飛び込んできた。多分、イギリスのリバプールでは大々的に報じられていることがと思う。現にネットでも大きく報じられている。
ビートルズのデビュー曲候補をビートルズが気に入らず、その曲(「恋のテクニック」)をGERRY & PACEMAKERSが歌ってデビューしてイギリスのチャート1位、それから怒涛の快進撃。(3曲連続1位)
個人的には「ラブ・ミー・ドウ」よりこっちの方(「恋のテクニック」)が絶対ヒットすると思うけれど、「ラブ・ミー・ドウ」で行くところがビートルズの天才的なところかなといつも思っている。
マネージャーがブライアン・エプスタインであること、ビートルズと同じリバプールのキャバーンで活動していた等々、共通点が多く、彼ら(GERRY & PACEMAKERS)とビートルズが写っている写真は多い。まあバンド仲間ですね。
さらに、「ヤア・ヤア・ヤア」と同じように彼らも映画を作っている。エプスタインの考えだと思う。当時の人気なら十分に客が入ったはず。「マージー河のフェリーボート」という映画。ここから同名の歌が大ヒットしている。この映画は多分日本では公開されておらず、昔探したけれどDVDもアメリカ、イギリスでもなかったと思う。これをきっかけに再度調べてみようと思う。
昔、イギリスのマージー河のフェリー会社のホームページにアクセスしたことがある。この曲「マージー河のフェリーボート」が流れていた。
さらにさらに、GERRY MARSDENがリバプールで愛されているのは、リバプールのサッカーチームの「賛歌」である「You'll never walk alone」を彼が歌っていること。この歌自体は昔から歌われている歌で、ミュージカル回転木馬で歌われている歌。フランク・シナトラもプレスリーも歌っている。最近では100歳間近のおじいさんが歌ってイギリス1位になっている(コロナ禍支援歌でもあります)。
グループ自体は、ビートルズのように変化・進化を目指さず、かなり早期にシングルヒット曲が出なくなった時点で解散している。LPレコードもあんまり出していない。その後個人で、多分人柄もあったのだと推察してますが、長く活躍した。多分リバプールでの活躍が多かったみたい。亡くなったのもリバプールの病院だった。(コロナではないと注釈がついてます)
今でもネット上は記事が多く、概して好感の感じ(あくまで感じ、詳しくは読めていないから)
リバプールのサッカーチーム、ポール・マッカートニー等々からSNSが届いてます。
そういうわけで、彼らのヒット曲を聴きながら書いてます。
お疲れ様でした、合掌。







2021/01/01

2021.01.01

 おめでとうございます。
牛と言えばやはりピンク・フロイドの「原子心母」で行こうかと思いましたが、12年前にも使ったような記憶があるので、探しました。
この元イエスのピーター・バンクスのライブ、あることすら知りませんでした。スタジオ録音の3枚しか持ってませんので。早速購入手配を。
今から思えば、デビューからそのままのメンバーで解散というバンドはほとんどいないことが分かってきました。イエスもこのピーター・バンクスとトニー・ケイをチェンジしてから成功してます。やっぱり「危機」はいいです。
まあ途中からメンバー交代が当然の世の中になりましたから。
クリムゾンとかになるとローバート・フリップ=キング・クリムゾンですから、こうなると特殊。「キング・クリムゾン=ローバート・フリップ+各種楽器のつわものども」という式が成り立つかも。
もう古い人間の部類に入ってしまいましたから、やはりビートルズみたいなもともと一緒にバンドをやっていた悪ガキが世の中をひっくり返す活動をしたミュージシャンをどうしても贔屓にしてしまいます。
プロダクションがオーディションで集めて育てる・・・・、それはそれで合理的ですが、なんか面白くないですね。そう意味ではビートルズとローリング・ストーンズはピカ一と言えます。ビーチボーズもそう意味では一緒。
同様に、そういう意味では漫才ではサンドイッチマンが贔屓です。吉本の学校でコンビを組みました。あんまり面白くないです。
今年の「M1」、もう僕の考える漫才の範疇ではないですね。

2021はまずコロナが収まらないと始まらないです。僕はもう1年くらい引きこもりでも大丈夫です。家でしたいこといっぱいあるので。