2019/05/10

THE ROLLING STONES & THE HOLLIES

 

ビートルズのサージャント・ペッパーズは、聞き手に大きな衝撃を与えたけれど、同時に同業にも聞き手以上の衝撃を与えたみたい。
早速、よく似たアプローチのものが出てきだす。まずは御大ローリング・ストーンズの「サタニック・マジェステイーズ・リクエスト」とホリーズの「エボリューション」。
ストーンズの方は評価が割れて、僕は彼らには悪いけれど星1つ派です。この路線は彼らには向いていないと思ってます。ホリーズの方はなかなかの出来ですが正直コンセプトアルバムとは思えません。いまいち売れませんでしたね。今聞いてもいい出来ですが。
それで、彼らが生き残ったか?といえばストーンズは、今から考えたら、スタイルはあんまり変わらず、そのまま大物になっていった。これは凄いことだと思う。出すレコード、出すレコードにいい出来のものが多かったしね。
一方のホリーズは、中心人物だったグレアム・ナッシュが抜けて、クロスビー・スティルス&ナッシュというアメリカとイギリスの合同チームを作って、新しい時代の一翼を担う。
残ったホリーズは「もうあかんか?」と思っていたら、メンバーを補充して「(黒い)喪服の女」という曲を大ヒットさせてしまう(FBIがどうのこうの・・訳してみたら面白そうな歌詞です)。起死回生の大ヒット。ただ次のロックの時代で活躍したかといえばそうでもないかな。僕はこのバンドが好きで今もよく聞きますけど、やはり「バスストップ」の頃が最高です。
リバプールサウンドのポップ的な部分はこのグループが一番だと思う。ベスト盤なんか一日中ずっとかけていても聞けるしね。








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