2023/07/03

詩仙堂

 
詩仙堂に行ってきた。
ちょうど50年ぶりである。1973年に行った写真が残っているので。見比べてみる。そのまんまである。なんにも変わっていない。変わったのは己の姿だけ。
自分の人生で「なんで?」と思うことが時々あって、大学に入学した時に偶然「古美術研究会」的なサークルに入会した。我ながらその時の「思い」の根拠が分からないのですけど。
多分、受験勉強に疲れて「癒し」を求めていた??(そんなことないか)。当時ビートルズがインドにはまっていたから、多分そこからだと思う。「東洋哲学」って何??という単純な好奇心・・・。
そんな感じで月一回くらいのペースで京都・奈良のお寺の仏像と庭園を見て回るハイキング同好会みたいな部活?に入ってしまった。仏像はちょっと怖くて苦手だったので、庭園を主として回ることが多かった。実は仏像の方が資料も多く、ファンも圧倒的に多い。
庭園は、それほど学問的にどうのこうのというものではないように(個人的は)思っている。
季節のいい時に緑がいっぱいの「お庭」にいくと、単純に「きれい」と思うだけでそれでよかった。
詩仙堂は、記憶では大学を卒業する時の最後のあたりに、ほとんどの部員が参加して記念写真を撮っているのでよく覚えている。みんな若い(当然)!この連中の顔に50年プラスした顔になっているはず(当然)。会っても分からないだろうね。
そんな集合写真のなかで今も年賀状のやり取りをしているのは数人。まだ鬼籍に入ったものはいない。




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