2010/02/24

キム・ヨナ

今日はほとんどお昼は仕事にならずTVを見ていた。オリンピックのフィギアスケートがあったからである。以前にも書いたが、一度真央ちゃんと飛行機が一緒になったのでそれ以来のファンである。今日の出来は素晴らしいもので「こりゃ金メダルいけるで」と思ったのであるが、次に出てきたこのキムヨナ嬢が真央ちゃんを上回る点数をだしてトップに立っている。多分実力は均衡しているのだと思うが、キムヨナの今回のすごさは「007」だと思う。昨年あたりのショートプログラムからこの007が出てきたらしいが、以前からこのフィギアスケート競技にはクラシック音楽が基本とされていたようで、あんまり通俗的なものは観客は喜ぶが点数には結びつかなかった記憶が残っている。したがってこの試みはギャンブルだと思ったのであるが時代は変わってきているようで、逆にこちらの方が勢いを得てしまったように思う。007がこの世に出たのが1963年で実に47年の間生きながらえてきたシリーズである。20本以上の映画があり、ショーン・コネリーからロジャー・ムーア、ダニエル・クレイグまで大スターに育っている。ヒット曲も数え切れず、その名作から抜き出したエッセンスは見る人、聞く人の心をがっしりと掴み、多分審査員の心も掴んでしまったように思う。僕は今日の真央ちゃんとの差は企画力の差に思えた。

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