2021/10/25

生活保護制度からの考察


 コロナ禍で生活に困窮したひとが生活保護の申請をする話がよく出ている。その条件とは上記の4つらしい。
一番のネックは「親族などで支援してもらえる人がいない」らしい。
生活の困窮は他人に知られても親族には知られたくない人が多い。
僕は常々、国家は「『国』対『一人の個人』」の繋がりであるべきだと思っている。そういう国家のあり方がべストだとずっと思っている。この役目を阻害する仕掛けが戸籍とか親族とかそういう目に見えない縛りの制度で、僕には訳の分からん(本当は分かってますが)嫌な仕掛けだと常々思っている。戦時中の隣組とかいわゆる「見張り国家」、本当にいやですね。夫婦別姓も戸籍制度を大事だと思う人は絶対認めないと思う。

要はどんな国家が理想的かという話になると思うけれど。理想はどう考えても「政府なんかいらないのがべスト」なんだと思う。ただあり得ないと思っているので理想は理想として置いておいて現実的な解決策を考えよう。
現実的には、もう親戚云々の時代は過ぎ去って、夫婦もどちらかと言えば独立した個人の共同生活だと考える時代になっている。男女平等で収入も同じ仕事なら同じ報酬になっていけば(なっていないとおかしいのですけど)、もっと世の中が変わっていく。
50年くらい前までの結婚しないと女性は生活していけない時代は消えているはずなんですが、実体は女性一人ではなかなか食べていけない。
シングルマザーというのは、マザーだから子供がいるということで、シングルだけならまだ食えるのかな??これも怪しいよね。
で、たいてい子供を女の人が育てるから生活が苦しい。さらに養育費ってちゃんと払っていない男が多い。僕の周りでは半分ぐらいが払っていない。再婚したらほぼ払っていないね。
ちょっと脱線しましたが、要は男女隔てなく一個人として暮らせる仕組みが出来上がっていない(日本が本気で作ろうと思っているかどうかは疑問ですけど)から、今のような状況になっている。支離滅裂になってきた。
言いたいことは、親戚が億万長者でも「本人が困窮していれば生活保護を支給すべし」ということ。







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