2021/11/07

燃ゆる想い

 

「燃ゆる想い」という1960年に日本で流行った曲があって、根強い人気を誇っている。ところがこの歌を歌っている「ジャミー・クー」という歌手のことが今もってあんまり分からない。下のシングル盤のジャケットも歌手の写真がない。発売当時にレコード会社でも入手できなかったのでしょうね。当時そういう歌っている本人の顔がわからないジャケットも多かった。



今では、ネット検索したらこれくらいの情報は入ってくるけど、一番下のレコードの裏側の記載によれば
あのマックザナイフで有名な「ボビーダーリン」が設立したレコード会社「Addison Records」からリリースされる最初のアーティストが「JAMIE COE」と「CHIP FISHER」の2人だということです。当時2人とも21歳。
それで、日本で今でも人気のある「燃ゆる想い」という曲ですが、作者は「COLOVAS」という人になっている。
ところが、最近、検索したら、あの村上春樹さんのTokyoFMの村上RADIOの記事が載っていて、この曲の説明と作者がなんとキャロル・キングとゲリー・ゴフィンでプロデュースがこれまたフィル・スペクターだとなってまして、本当なのかな??
ただ、村上さん、ジャズ、クラシックだけでなく、ロックとオールディーズも凄い知識でアメリカ在住時に全てのジャンルのレコードと情報を集めていると思うので多分「正しい」のでしょうね。なにせ初めて買ったレコードがルイジアナ・ママの「ジーン・ピットニー」というのですから。
このあたりは大滝詠一さんの独壇場だと思っていたら、意外な人物から意外な情報が表れた。
長生きはするもんです。

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