2009/02/21

caravanserai

昔々若かった頃、つまり大人をぎゃふんとさせてやろうという気持ちが強かった頃、僕の気持ちを代弁してくれたのはビートルズだった。ビートルズはそれまでの既成概念をことごとく破壊し新しい価値観を創造していった。自作自演もそのひとつである。自分で創って自分で演奏する。今でもこれに固執してしまうことがあっていい歌い手さんを聞き逃してしまう欠点もあります。ビートルズに引き連れられて聞いていたポップスが1968年くらいから「ROCK」に変身というか昇格というか・・なにせスケールの大きいびっくりするような・・それまでのプロがぎゃふんという音楽が若者の中から出てきた。その代表格のレコードの1枚がこれです。「サンタナ」の「キャラバンサライ」1972年の発表・・びっくりしましたね。ジャケットもいいです。見開きジャケットの中に「肉体は溶けて宇宙に変わる・・宇宙は溶けて静寂の音に変わる・・音は溶けてまばゆい光に変わる・・そして光は無限の歓喜に抱かれる」と書かれてあります。

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