2020/09/18

GEORGE YANAGI と MARIYA TAKEUCHI


 僕の先入観のグループサウンズって、本当はリバプールサウンズとかR&Bの曲をやりたいのに、女の子に受ける曲をあてがわれて渋々演奏して、コンサートでちょっとだけストーンズとかサム・クックをやって一瞬の充実感に浸るという構図です。
彼らはグループサウンズで売れた人はその後役者さんとかタレントさんで、ご本人の本心は満足の人生だったのか分かりませんが、日本では、あちらの音楽に魅せられて音楽をやるようになった人は、JAZZとかですと市場は狭いですけど落ち着くところが決まっていていいと思うけど、なんというか「キャーキャーわーわー」いう世界は、歌謡曲もフォークもロックも要は売れたらいいというプロダクションと「俺の音楽は云々」の主義主張とのぶつかり合いでなかなか難しい。特に70年初頭は商業主義音楽排除とかややこしいスローガンの人たちもいてますますややこしかった。
でも、よく考えたら、ビートルズも「キャーキャーわーわー」の世界で別に難しい能書きを垂れたわけでない。
でも彼らのコピーではプロになれない。でも本音はコピーでプロになりたかったのでは?
ただ、コピーでもすごいなと思えるものもある。ここにアップした2枚はいい出来です。竹内マリアの方は3枚組の3枚目。ただこの2人、このCDを出すまで、いわゆる商業主義音楽ビジネスでも成功されて、その名前を利用しても発表となったのかな。
ある意味、王様の路線とかツエッペリン完全コピーバンドのシナモンとかそれぞれの生き方がある。
こういうのは日本だけの現象なのかな??
アジア諸国では同じようなことが起こると思うけど。
あちらのオリジナルがあって、日本人が完全にコピーする。そこに1つの感動がある??
これって自虐的感動??
今後ますます異文化が混じりだすといちいち感慨に浸っていることも出来なくなりそう。




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