2020/09/24

藤木 孝 さん



 藤木孝さんが亡くなった。自殺か?という話もある。80才。
僕の記憶(小学生の思い出)では藤木孝という人はもうツイストの神様でものすごい人気だったということしか残っていない。それで何時からか僕の目の前からすっと消えて、ずっと「藤木孝」っていう歌手がいたよなあ・・と思っていた。周りの友達に聞いても知っているのはいなかった。まさか俳優さんになっているとは知らないので。

それでこのようなネット社会になって検索が可能になるとかなり早い時期に検索して俳優さんになられていることを知り、ほとんど日本の番組は見ないので僕が見ていた数少ないドラマ「NHKの新選組」に出ていた姿を思い出した。ツイストと時代劇!!!

60年初頭の洋楽を歌っていた歌手のその後について結構書いてますが、藤木孝さんみたいな格好いい変身は珍しい。

一般的に60年初めにあちらのヒット曲を日本語に翻訳したカバーもんを歌ってある程度メジャーに。そして翻訳ポップスの時代が終わって、その後の身の振り方は?

そのまま歌手を継続、但し、ポップス系か歌謡曲系に分かれるけど、翻訳もんはほとんどなくなる。あちらのものがそのまま流行しだしたので。(ビートルズ以降)身代わりにはなれないようになった。
和製プレスリーはいたけれど和製ビートルズはいなかったから。
(東京ビートルズっていたよねえ。あの人たちはどうしたんやろ。)
歌謡曲路線に変身でヒットを出した歌手はかなりいるけれど、ずっと同じファンがレコードを買ったかどうかは分からない。聞き手がチェンジでしょうね?
あとはオリジナルでポップス系を引き継いで食えた歌手っていた??
なかなか思いつかない。

あとは音楽止めてタレントとか俳優さん。なんや音楽をやりたかったんとちゃうの?・・とまあ個人的にはその後の生き方を評価していない人がほとんどなのですが。

ただ、マスコミには出ないけれど、元々好きな世界(カントリーとかロックンロール・・)に戻ってライブハウスとかで地道に生きた方々もいると思う。本来はこれだよね。

なんか藤木孝さんについては神秘的で、あの時期に自分の主張を通された(と思っている)それで今回自殺疑惑。しかもなくなった借家がつつましく。めっちゃロック的。なんか小説のゴールデンスランバーに出てくるロックのお兄さん?を思い出した。

ご冥福をお祈りします。合掌。
小学生の時にちょっとだけテレビで見てずっと気になった人ってそういないから特別な思い出です。これをずっと覚えている僕もかなり怪しいのですが・・・。

それと藤木孝さんを思い出すといつも一緒に思い出すことがある。藤木孝さんがツイストを踊っていたテレビ番組のスポンサーが森永乳業で当時コーラの宣伝をしていた。確かスパーク・コーラ。子供心にどんな飲み物やろ?と思った。まだコカ・コーラが上陸する前です。短期間で消えました。森永はインスタントコーヒーも出したけど消えた。ネスカフェに負けた。クリープは残ったけど。この業界も難しい。ただ美味しいものは残る。




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