2020/10/24

大阪都構想から考えること


 僕は大阪市民でないから直接関係ないのですが、一応大阪市に事務所を構えているから関係がないこともないか。
成立したらどう違っていくのかはっきり見えてこない。
ただ、最近選挙がある都度思うことは、年寄りが圧倒的に多くなってきて、投票に行くのは年寄りが多く、若者はあんまり投票に行かない。立候補する人間はおのずから年寄り受けする政策をあげる。
僕も年寄りに属するようになったけれど、この構図はかなり歪んだ世界を作り出しているように思える。
先日、NHKのニュースを見ていたら大阪都構想のことを取り上げていて平野区の住民に意見を聞いていた。反対派ばかり。要は変化が嫌。今のままでいい。年寄りに対するサービスの低下が懸念される云々。見ていて嫌になった。我が身の可愛さオンリー。
判断の基準が今のサービスが低下するか否か?のみとように思えた。
誰も次世代のことを考えていない。よく考えてみたら政令都市の弊害って結構あるんですよね。横浜とか神戸も大阪と同じでないけれど違う構想を模索している。県と市の鬩ぎあいが住民にとって無駄であることは確か。
僕は正直大阪の都構想についてはよく理解していない。ただテレビを見ていて、あの老人の意見が都構想に対しての意見だったのかどうかが甚だ疑問だった。
「もう自分たちが死ぬまではここまましといて」という態度にとれた。
民主主義・投票制度の欠陥が如実に表れていると思う。
ただ、この傾向が20年くらい続いたら、経済も技術も様々な分野で世界のトップにはついていけない国家になってしまっていると思う。
子供には投票権がないように、年寄りにもないようにしたらどうだろう。例えば85歳以上とか。免許も投票権もなくしてもいいように思う。

人口構成のばらつきに対する補正処置を考えないと、若者は日本から出ていく。特に優秀な人材から出ていくような気がしてきた。年寄りばかり乗ったお神輿を担ぐのに疲れてくると思う。(すでに疲れている?)






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