2022/05/19

雑感

雑感ばかりになってきた。
多分、僕はまあ幸せのうちに人生の幕を閉じるであろうと予想出来るけど(病気とかはするかもしれないけど、戦争とかはおきないなず)、この幸せな期間というのは、実に偶然の産物だということが、人生の後半になって気がつくというまあ幸せなことです。
順不同で思いつくままに書いておこうと思う。
NATOにフィンランドとスウェーデンが加盟申請してトルコが難色、理由は「クルド人」問題。
世界は「民族-国家-言語」という単純な話でないことが分かってきた。ロヒンギャ問題も同じかな。でも色んな人種が混じって幸せに?暮らせている国家もあるけれど、単一民族で独立したいとなるともめるか?そう考えたら、スコットランド、アイルランド、バスク地方‥。昔、井上ひさしの吉里吉里人というのを読んだのを思い出した。俺らは今から独立するんだ!!そしたら国家として認めてもらえる???
一つの国が出来るのはどういうルール??そういうものがないことが、今回のウクライナ侵攻でよくわかった。強いもん勝ち、既成事実の積み重ね???分からんことが未だまだある。

フェイスブックでたまたま友達になった方がいて、その人の友達に猛烈なロシア支持者がいらっしゃって、僕には全く関係ない方で気にしなければいいのですが、こうも熱烈にロシアを贔屓にされると「本当に大丈夫かな?」と危惧してしまう。ウクライナの報道は全て「嘘」だと思っている。真偽のほどをわれわれ庶民はどのように見分けたらいいのだろう?日本のマスコミの中立性が完全に守られているとは思っていないし、NHKも完全とは思っていないけれど、ロシアより数段ましだとは思っている。
その人の書き込みを読んでいたら(あまりにも極端なのでつい引き込まれてしまう)、まずロシアが好きというよりアメリカが大嫌い、こっちの要因が大きそう。さらに原発大反対。
今回のウクライナ侵攻も結局、ロシアが戦争をするようにけしかけて(誰が?というと裏はアメリカらしい)戦争の武器を売って儲けているのはアメリカ・・・と続く。
そう言われればそうなのかな。でも世界中の兵器産業は仕事いっぱいのはず。

話はどんどん脱線するけど、昔、共産主義がまだ平和につながるという幻想を僕も含めた一般人が抱いていた頃、資本主義は過剰生産した武器の消費に戦争をせざるを得ない、だから資本主義は悪いのだ・・とヒューバーマンの岩波新書だったかな?そんなことが書いてあった記憶が残っている。
ただ、冷静に見たら、資本主義VS共産主義の経済施策の対立でなく、ある考えの団体の喧嘩みたいなものだと思うようになった。ソ連の時代から仲間から出たい国には侵攻したし(ハンガリー動乱、プラハの春)、共産化を防ぐために外国に出ていったアメリカ(ベトナム戦争)、冷静に見たらどっちもどっち。

今から考えたら、クリミア併合の時にこれくらい強硬に西側がウクライナを支援したら、これほどひどくならなかったのは確か。あの時は、ちょっとウクライナに泣いてもらって穏便に収めようとした西側(フランスとドイツ?)が資源をロシアに頼ろうとしていたから玉虫色の解決法(ミンスク合意・・とかいうやつ)で失敗した。それで味を占めたプーチンが今回の侵攻を企てるようになる。

僕も含めて、人それぞれ、世の中を理解しようとする、善悪割り切れればスッキリするけどそうはいかない。世の中全て金次第(これが一番いい方法だと思うけれどそう簡単でない)ともいっていない。
まずウクライナは他国に逃げて捲土重来を目指すべきだという極論もあるけど、そう簡単にいかない。経済学のホモエコノミクスのように常に経済の合理性を追求するはずの人間がそうはいかないものであることは今までの歴史で分かっている。

戦争反対論者さんは絶対戦争はダメ、外交で解決すべきだと強硬におっしゃる。とことんやって埒が明かない時は???という質問には答えない。あくまでも外交で・・とのたまう。

あとウクライナから緊急に避難してくる人たちのことを「避難民」とよんで、従来からの「難民」と区別している。この二つの取り扱いに差があるというので、平等にすべきだという声が上がっている。
僕は自分の国を追い出されてきたウクライナの人達と自分の国を自分の意思で出て来た人たちには「差」があると思っていて、ウクライナの人達は今のところ落ち着けば帰ろうと思っているはず。
僕はいわゆる従来からの難民が増えることに対しては支持しない立場になる。どちらかと言えば進歩的な考えの方だと思っていたけど、難民問題に関しては「日本に来ないで」というのが偽わらざる気持ちです。突然右翼っぽい思考になるけど自分の国は自分達で作っていかねばならないのでは?住みやすい国に逃げてくるのはどうかなと思うことが多い。

ダラダラと整理のつかないたわ言を書き連ねました。

アップした写真は上記とは全く関係ない、1962年10月5日に発売されたビートルズの初めてのシングル盤の「ラブミードゥ」です。
しかも初回のプレスのもの、この初回のみドラムがリンゴ・スター、セカンドプレスからセッションドラマーのアンディ・ホワイトが叩いたものに代わっている。
聞けるか分からない傷物でも数万かららしい。






 

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