2022/05/05

ロシアについて考える(その2)

いろんな人がいらっしゃるもので、ロシアの言い分がほとんど正しいと思っている人もいる。
例えば「馬渕睦夫」さんという人は立派な経歴の方で、この人がおっしゃるのなら正しいともって当然のような経歴ですが、「ウクライナの報道はフエイク」だとおっしゃる。

また田中宇という人も経歴はまともで世界中の報道の中から「真実」を突き止めようと独自の展開をされている方で、この人は前述の馬渕さんほどディープステート派ではないけれど、今回のプーチンの侵攻はアメリカがそう仕向けたような書きぶりに読める。
田中さんの文は内容が難解で意味されていることが十分に理解できないことが多く、単純にテレビの報道を信じていいのかなと思う。

ただ、少し時間をおいて今までの歴史とか、またいつもよく参考にする池上さんの本などを再読して考えたら、馬渕さんのは小説としたら面白いけれど、やっぱり無理があるなと思い、田中さんのは正直分からない。分からないから今のところ僕は信じないという結論にいつもなる。

ただ、田中さんのは、要はアメリカ、EU諸国、ロシア、中国の覇権争いの様相を正しくつかもうとしているスタンスで馬渕さんの理論とは全く違う。
でも、ポイントはロシアのウクライナ侵攻はある意味でアメリカが仕向けた節が強いような書き方の読めるので僕にはしっくりこない。
というのは、この戦争長引けば長引くほどロシアに有利で、それをプーチンは分かっているからゆっくり攻めているらしい???経済制裁で不利なのは西側諸国なんだそうである。
まあ、込み入った記述が所狭しと書かれてあるからなかなか難しいのですけど、アメリカにそそのかされてロシアが挑発に乗って、その結果はロシアに有利???分からんでしょう??

にわかに改憲の話が浮上してきて、改憲派には絶好のチャンスが訪れた感がある。
僕は改憲しなくても自衛隊で充分防衛できると思っているから、設備の増強に注力すべきだと思ってます。今のでは話にならんでしょう。

外交でもどうにもならん時はどうしますか?という質問に識者は答えないね。あくまでも外交で・・・、仮定の質問には答えられないという変な答弁に似ている。

アメリカがあてにならんというより、世界の警察でいられる国力がなくなってきている。
 

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