2021/08/01

日本の水泳陣 惨敗

コロナにもかかわらず、オリンピックが始まったら結構テレビにかじりついている。家の中で見ているから大丈夫。
新しい種目が増えていて楽しい。スケートボード・・解説が楽しかったですね。自転車(アクロバットみたいなやつ)等々
水泳は元々好きなのでずっと見ているけれど、初めは大橋さんが金メダルでスタートダッシュOKという感じでしたが、終わってみたら惨敗。
惨敗の気持ちって、1964年の東京オリンピックの水泳を思い出した。確か最終日の男子800mのリレーで銅メダルをようやく取れただけだった。それまでは結構メダルを取っていたはず。メルボルン、ローマでも山中毅さん達がいたから。
それはともかく、そのあと強化がすすんで、思い出した確かロート製薬の社長だった山田さんがスイミングスクールを個人で私財を投じて開設して全国から人材を集めた。そこからちょっとずつメダルが取れるようになった。青木まゆみが代表格。そのスクールは今のイトマンに引き継がれているはず。
イトマンってあのイトマン事件のイトマンですよね。僕が大学生の頃はそこそこの商社だった。伊藤萬商事だったはず。この商社の子会社にスイミングスクールがあって、それがイトマンスイミングスクール。その名前が今も残ってオリンピックでも名前が出てくるのは意外なそして不思議な気がしていつも見てます。怪しいドロドロした闇のお金と爽やかな青い水泳・・対照的な組み合わせ・・・。名前を替えようとしないのが不思議だったですが、いまや市民権を獲得しているようにも思えますね。
しかしながら今回、またしても惨敗。テレビを見ていたら、かっての水泳王国と言われたアメリカ、オーストラリアは健在、さらにカナダ、フランス、イタリア、イギリス・・・強豪が増えてきている。新聞とか読んでいたら外国の方が改革の成果があがっているような記載がある。まあこの繰り返しですね。負けて対策、改善、成果があがる、外国がまたそれ以上の改革・・・。
柔道は前回から大幅な改善がなされたようで、データ重視主義・・科学的になってきた。
どうも日本の体育会系はデータ重視より温情重視みたいな気がしてならない。
アップしたのは1964オリンピックの水泳の英雄、ドン・ショランダーその後彼以上金メダルを取った人は出てくるけれど、僕には強烈な印象(当時の日本人には同様の印象だろうと思う)を与えつけた怪童(18歳くらいだったはず)。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿