2014/08/03

The Byrds

突然バーズである。1965年のヒットパレードを思い出していたらこれが出てきた。ある意味1965年の目玉です。夏の前くらいから今年はフォークロックだと言い始めた。なにせ当時は「今年は○○です」というブームのキャッチを必要としていた時代である。個人的にはずっとビートルだろと思っていたけれど、それでは物足りなかったのかマスコミは「フォークロック」の時代が来ると言い始めた。前兆はホンマかどうかは知らないけれどアニマルズの「朝日の当たる家」を聞いてエレキギターの音にいたく感動したあのボブ・ディランがアコースティックからエレキギターに持ち替えた「時代はロックだ」と宣言した云々・・・・というような時代背景とともにこのバーズというグループはボブ・ディランの「ミスタータンブリンマン」という曲でデビューしてきた。個人的にはボブ・ディランよりずっといい。
昔から言われてきたけれど、レコードはリード・ボーカルのロジャー・マッギンだけがオリジナルであとはすべてスタジオセッションマン(めっちゃ有名なセッションマンばかり)だったという噂が絶えない。確かに出始めの12弦ギターの音も上手いですよね。
でもメンバーは後に有名になるメンバーばかり。後のCSNYのデビッド・クロスビー、後のフライングバリットブラザーズのクリス・ヒルマン、孤高の吟遊詩人ジーン・クラークと蒼々たる面子です。
この時はロジャー・マッギンの四角のサングラス姿がジョン・レノンを彷彿とさせてなかなかなんかメジャーになりそうという予感がしたものです。

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