2017/05/18

EASY RIDER

前回のモンクのところでイージーライダーのシーンを思い出したので、実物はどうだったかとネットで検索してみた。アップしたのが有名な写真。
正直今となれば、どういう映画だったのかも忘れがちですが、最後、何とも言えない鬱陶しい気持ちで映画館を出たのを覚えている。「やっぱりアウトローは撃たれるんや」という気持ちね。
ステッペンウルフの「ワイルドでいこう」で始まるロック音楽満載の音楽映画と思われている節もあって、この映画の本質ってやっぱりよくわからない気もする。
ただ振り返ったら当時のニューシネマと言われていた一連の作品がすべて僕にとって絶賛するべき作品だったのかと言われれば、よくわからんのも多かったように思う。特に「卒業」という映画もイントロのサイモンとガーファンケルの「サウンド・オブ・サイレンス」でノックアウトされて一気に見てしまった感があって、あの映画って単なる不倫の映画???って後で思ったことも。
今でもこのシーンの大きなポスターを張ってある飲み屋さんや喫茶店があって、映画のファンかと思えば、実はバイクマニアさんだったりして、結構50年以上経つとポスターだけが独り歩きしているなと思うこともあります。
まあ、何にも知らずにこのポスターだけ見ても「かっこええ」というのも分かりますが。
久しぶりに「エレクトリック・プルーンズ」を思い出した。「ヘ短調のミサ」ね。レコードは高い。

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