2020/04/22

PETULA CLARK

昨日書いたブログに「THE CARD」という映画のことを書きましたが、IMDBでこの映画の出演者を眺めていたら「PETULA CLARK」という名前がありました。主役ではないのでちょっとスクロールをしたように思います。あの「DOWN TOWN」の「PETULA CLARK」??かなっと思って、確か結構お姉さんになってからヒット曲が出たという記憶が甦り、さらに、それまではイギリスではすでに名子役からスタートして、イギリスではヒット曲のある有名な歌手で、しかもヨーロッパでもそこそこ売れているけど、アメリカではダメ・・つまりビートルズが壁を破るまでのパターンという範疇にはいる歌手さんだったということを思い出した。
なんでこんなことだけ覚えているのだろう。
「DOWN TOWN」という曲は1964年の暮れにヒットして、ビートルズの「I FEEL FINE」とトップを争ったのでものすごく記憶に残ってます。その後、彼女はそこそこアメリカでもヒット曲にも恵まれ、女優さんとしてもハリウッドに進出したと思う。
ついでに、ビートルズについて書くと、1964年のアメリカのヒットチャートはビートルズの1963年のイギリスにおけるヒット曲の貯金?と1964年の新作分のダブルパンチ攻撃にあって、100位内に10曲以上チャートイン(上位5曲独占)するというような異常現象も現れてます。それが1964年の暮れぐらいでようやく落ち着いて、新作が英国、米国、日本・・と大体同時期(日本は1か月後れくらい)に出てくるようになったのが「I FEEL FINE」からだったように思う。
当時のライバル曲に「DOWN TOWN」だけでなく、ゾンビーズの「SHE'S NOT THERE」、なぜかあの時期のヒット曲は懐かしいです。あとゲール・ガーネットという歌手もいましたね。
いわゆるリバプールサウンドがぼちぼち終焉を迎えようとしていた時期かな。
蛇足ながらゾンビーズってあの後で映画になって有名になる「ゾンビ」の複数形だとは当時知らんかったです。
1965年は大分風向きが変わりイギリス勢が特別扱いされずに、普通にアメリカのヒットチャートを賑わすようになります。特にイギリス勢とか言わなくなった。もうイギリスの歌手(グループ)がアメリカのヒットチャートにいっぱいいるようになっていたから。
65年はローリング・ストーンズ(サティスファクション)とハーマンズ・ハーミッツ(ミセスブラウンのお嬢さん)が特別だったですね。

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