2022/02/26

ウクライナ


 ウクライナが大変なことに、でもよく考えたら、ロシアってソ連の時から、ハンガリー動乱、プラハの春・・・ずっと同じことをやって来た国で、正直全く信用できない国であることを思い知った。
しかしながら、この時代にこんなことが目の前で起こるとは夢にも思わなかった。一体どうなるのだろう。
小説なら、今から急遽NATOに加盟して、自由主義諸国がロシアをコテンパンにやっつけるというのがドラマチックな展開でハッピーエンドのはずですが、世の中はそう甘くはない。
なぜ、ここでプーチンがこんな暴挙に出たのかという分析は今後いっぱい出て来ると思うけれどそれはプロにお任せします。まあ大体わかりますわ。この非常時、見事に分析されても有難くもないですね。
ちょっと話がズレてしまうけど、今、個人的に思うことは、アメリカが日本を守ってくれないかもしれない。というより自分の国だけで精一杯になって来ていて、いわゆる「世界の警察」でいることが出来ないことが明らかになっているということ。
ウクライナをNATOに迎え入れることは無理なことだとは既に分かっていたことのように思える。そういう意味ではウクライナは安全策を講ずる前にロシアに喧嘩を売ってしまったことになるわけですね。
それで、ウクライナには悪いけど我が国の話。
もともと日本は敗戦以降、アメリカは真珠湾に攻めて来た命知らずの日本に軍隊なんか持たしたら絶対あかんということで、「困った時は助けたるさかい、軍隊は持たんでええ」という感じで説得してきたはず。
でも、今後ひょっとしたら「実は助けたくても無理なんです。自分とこだけで精一杯なんや!」と言いそうな状況になってしている。
ロシア革命でソ連が出来たのが1917年だったかな、共産主義の幻想が100年くらいあったけど、正直とんでもない国家しか出てこなかった、なれの果てが強権独裁国家ばかり。ソ連、中国、北朝鮮?・・・(北朝鮮は超格下なんで除外でもいいか)
プーチンはNATOというより、隣に民主主義国家が出来るのが怖いのだろうね。というより言論の自由が怖いのだと思う。日本みたいに好き放題言ってもなんにも世の中変わらんのですが・・・・。
でも、1人のエゴで泣くのは罪なき大衆というのはいつの世でも同じ。
正直、週末なんで映画の一本でも見てゆっくりという気に全くなれない。
僕は基本的に無神論者ですが、こういう時は「いったい神さんは誰の味方なんや」と叫びたくなる。
怒るでしかし。ほんまに。

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