2022/07/01

またもやウクライナ


 
相変わらずウクライナについて
もう飽きられた感じもありますが、本当はこれから色んな問題が顕在化してくる。
まずは、日本の経済にも様々な問題が出て来る。今日はサハリンの天然ガス事業を差し押さえる???ような記事も出て来た。
大きな流れで言うと、主義主張はさておき、食もその他の産業も世界中のサプライチェーンが確立されてきたのをロシアがぶった切らざるを得ない蛮行を行って崩れたということになる。
「ロシアの蛮行」と言ったら反論する人も出てきて、個人的には驚き以外何物でもないけれど、「人の家に土足で踏み込む」行為は世界共通の禁じ手でなければならないと思う。
アメリカを中心とするNATOの罠にはまったとまでのたまう人もいるけれど、気持ちはどうであれ「手を出した方が悪い」というルールが世界共通の認識事項であってほしい。
太平洋戦争もアメリカを参戦させたいイギリスのチャーチルの思惑に日本がまんまと乗ってしまって「真珠湾攻撃をしてしまった(先に手を出した)」という説もある。そうであっても先に手を出した日本は第二次世界大戦の中ではやはり「悪者」扱いだろう。
外国の真珠湾攻撃に対する評価を読んだことがないのでどう思われているのだろうと思う。
ともあれ、ウクライナ侵攻が長期化すれば、すべての物価が高くなって暮らしはしんどくなる。中には「もういいかげんに戦争が終わってほしい」と思い出す人が増える。もう、「ロシアの勝ちでもよろしいやん」という輩も必ず出て来る。
なんか、これからのかじ取りが難しいなあと思ってきている。戦争の当事者でないけれど結構苦しい生活が待っているように思う。これからの国際紛争ってこういう(全世界の食料・産業が巻き込まれる)事態になるのだということを初めて認識することになりそう。
いずれにしても、今選挙でいろんな主張があるけれど、どう考えても戦後の日本はアメリカの一番間近の属国みたいなもので、世界は防衛という観点からアジアの西側諸国という位置づけではないのだろうか?
今回のロシアの蛮行からの教訓は、中国とロシアはサプライチェーンから外しておかねばならないということだ。また付き合いが軟化しても、おおきく影響を受けない程度の付き合いというのが大事だということ。
あと、想像はしていたけれど、意外と西側につかないアジア諸国が多いということ。特にインドね。要はイデオロギーなんか屁のツッパリにもならんということを改めて感じた。
何処から武器を買っているか。一回買ってしまえばメンテの必要があるから、なかなか縁を切れない。こういう話を考えたら「人権」なんか吹っ飛ぶね。
今回の「ロシアの蛮行」で本当に色んなことを考えさせられる。
日本の戦後の77年間は、本当に稀な偶然なのかも知れないなと思うようになっている。




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