2012/06/25

Frankie Miller

あの時買っとけばよかったというレコードが何枚かある。今でもCDで買えるけれど。その時に聞くのと感じるものが違う。まあそれほど資金があったわけでもないから大抵の人があの時あれが欲しかったなあという思い出を持っていると思う。個人的にはこのフランキー・ミラーという歌手のLPを何回か買いかけてためらって買わずじまいである。今も買えるけれどどうも発売枚数の関係かわからないけれど異常に高値がついている。あとグラハム・パーカーの1枚も同じ感じの思い出がある。この同じ感じの思いというのが難しく、ある決まった評論家が絶賛だったということでもなく、その時の僕の感じ方なんですね。広告や評論やいろんな要素が僕に「これは買うべきレコードである」とささやくのである。

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