2020/06/11

THREE BILLBOARDS

最近はアカデミー賞をもらうような映画は見なくなって、ほとんどスターウォーズ的、ジュラシックパーク的・・・まあエンターテイメントものですね。
それとサスペンスかな。要は真面目な映画はしんどくなって途中でもういいわという見方が多い。というのはDVDかオンデマンドで見るから、昔みたいに映画館に行ったら、「ちょっと面白くないな」と思っても最後まで見ないと仕方がないですもんね。今更社会は?人生とは?愛とは?・・・というテーマは、正直年齢と共に疲れてきた。
久しぶりに、この「THREE BILLBOARDS」という映画を見た。先日から書いているヒットチャートの雑誌と同じ名前だったから興味が湧いたというのが本音。
初めは娘が殺されて、なんにもしない田舎の保安官にタテカン(ビルボード)をたてて「保安官は仕事しろ」とアピール、それで田舎中が大騒ぎというか、極めて保守的な雰囲気むんむんで(なんでこういうシーンになるとカントリーがかかるのだろう)、これは保守的な田舎の圧力に屈せず犯人を見つけるストーリー(昔見たミシシッピ・バーニングみたいな)かなと思いながら(同時にこういう展開でアカデミー賞もらう??とも思いつつ)、最後まで見ました。ふーむ、アカデミー賞をもらうということは犯人を捕まえることではないのだ!と認識を新たにした次第。久しぶりに「感じる」映画を見ました。
アメリカにおける差別、格差・・は非常に複雑でこの映画の切り口はどのようなものなのか?ちょっと気になりました。



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