2021/12/25

不思議の国のアリス


 
昔、我が家でレーザーディスクを買った時に、一番初めに買ったディスクは「不思議の国のアリス」と「クマのプーさん」だった。
大人の観点から面白いのは圧倒的に「不思議の国のアリス」で、1951年のディズニーの作品で、当時の大学生に人気だったというのもうなずけます。
このアニメに「いかれ帽子屋さん」というのが出てきて、これが実に面白いキャラクターで、まあ他のキャラクターも十分面白いですけど(セイウチ、牡蠣くん、大工さん・・)。
それで、残念ながらレーザーディスクの時代は終わって、DVDの時代に、でもさすがに見すぎたのか即DVDを買ってまで見る気がしなかった。それで久しぶりに見たくなっていざDVDを買おうかという段になって、調べだすと。なかなか複雑な状況になっているようです。
ディズニーのDVDって全て今もディズニーが権利を押さえていると思っていたのですが、そうではないのですね。このアリスは既に版権が終わっていて、他人が手を加えることが出来るみたい。それで翻訳のところとか日本語のところが、僕がレーザーディスクで見た・聞いたものとは微妙に違っていて、はっきり言って、「質が落ちる」らしい。
質が落ちる?画像はきれいになっているけども「質」が落ちる???
どういうこと???端的には昔の「アリス」がいい。今のはダメということ。
詳しい書き込みが親切にもかなりあって、上の2つめにアップしているDVDなら大丈夫?だということらしい。
上のDVDが今売られているものですが、これはやめておいた方がいいです。何で?
新しい方は「いかれ帽子屋さん」が「マッドハッター」になっている。これでは分からん。「いかれ帽子屋さん」でないとあかんのです。「いかれ」てないと話がわからん。「マッドハッター」???いったいなんのこと?
要はキングクリムゾンの世界と同じ??差別用語だから??
日本語を英語に買えても本質は変わらないと思うのですが、。
それと「なんでもない日万歳・・・」の歌は名曲です。和訳がすばらしい。和訳というより創作ですね。こういうのを英語で聞かせて、字幕を付けるってどういう感性をしているのか??というよりこれも権利関係の話なのかな?
とにかく、質の高い作品が他の要因により低下させられるのは残念で仕方がない。






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