2020/07/15

苦手な名盤


世の中には名盤と呼ばれるレコード(CD)が数多くあって、クラシック、ジャズ・・
当然ロックにもたくさんあります。挙げたらきりがない。
大抵、名盤と呼ばれるものには、「さすがに名盤と言われるだけあるわい」とほぼ同調できる感性を持っているつもりですが、ここにあげた3枚はどういう訳か僕にとって難儀な名盤で、正直「同じアーティストでも他の方がいいように思える」と感じてしまう。
あまりにも評価が高いから、雑誌なんかで紹介される都度何べんも聞いているけれど、その度に、「やっぱりしんどいなあ」と思うことの繰り返し。気がつけば30年以上経っている。
一番上がビーチ・ボーイズの「ペットサウンズ」、これがロック史上ナンバー1という人も多い。村上春樹さんも絶賛。大体ロックのジャンルでは感性が似てるんですけどね。
真ん中がローリング・ストーンズの「メインストリームのならず者」、もう故中村とうようさんなんかは絶賛でした。
一番下がキンクスの「マスウエル・ヒルビリーズ」。当時のイギリスの社会を皮肉った云々の解説で、僕には歌詞が分からないと無理かなと初めからちょっとあきらめがあったのですが、他の2枚はメロディとビートでいけるはずと思っている。
結論として今のところ、ビーチ・・ボーイズは、その後の「スマイル」が僕にとっては最高の出来で、ストーンズは「レット・イット・ブリード」になる。
最後のキンクスは非常に難しい。これほど多彩かつ多作なバンドは珍しく、僕にはデビュー時のキンキーサウンドの先入観が根強く、やっぱり、ユー・リアリー・ガット・ミー、エンド・オブ・ザ・デイ、オール・オブ・ザ・ナイト・・・の一連のキンキー・サウンドのシングル盤、ロックオペラの「アーサー・・・(長くて覚えられない)」、意外なところではロウ・バジェットなんかを挙げてしまう。「セルロイドのヒーロー」とか「ウォータルー・サンセット」とかも。ある意味で印象に残るシングルヒットはキンクスが多いかも。「スーパーマン」とかもね。









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