2015/06/05

斉藤チヤ子

斉藤チヤ子という歌手のことは何回か書いているけれど、伊東ゆかりの思い出を綴っていて、ふと思いついたことが、いわゆる翻訳ポップス(という名前が相応しいかどうかわからないけれど)の時代があって、その時期の代表的な歌手が、伊東ゆかりであり弘田三枝子であり森山加代子であり・・・・そのほかにもいっぱいいたわけですね。
それがいつの時代とは言いきれないけれど、個人的な解釈ではビートルズの時代になって、翻訳ポップスにしやすいアメリカンポップスが生まれてこなくなった、ネタがなくなってきた。そうすると、歌謡曲にジャズにと次の新天地を目指して変わっていかざるを得なかったのかなと勝手に思っている。
そんななかでアップした斉藤チヤ子さんなんかは変身せずに消えていったような感がある。実際は東京のマニア向けのステージで活動されていたみたいですが、僕みたいにマスコミに乗らないと情報がない地方に住んでいたら、消えていなくなったように思えてさびしい思いがしたものである。
ネットで調べたらWIKIに結構詳しい情報が載っていて、歌手というより女優さんの経歴の方が多いのですね。全く知らなかった。自分の限られた情報のみで判断しているので、上記のような勘違い?が起こる。ただ女優さんや歌手さんのすべてを知っているファンというのも限られているはずで、やっぱり僕にとっては1960年代初頭で消えていった素敵な歌手さんの思い出ということになる。

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