2015/12/14

杉本章子さんと宇江佐真理さん

杉本章子さんが亡くなって、久しぶりにこの「東京新大橋雨中図」を読み返している。元々は写楽関係の本が出たら買って読んでいたので、「写楽まぼろし」で知って、この直木賞をとったこの作品の2作だけしか知らない。
そういえば宇江佐真理さんも亡くなって(奇しくも同じ病気)、この人も写楽もので知った作家で。お2人とも時代劇をよう書けるもんだなあと感心していた。歳は僕と同じか少しだけ若いのに、どういう勉強したら・・・ただ好きで読んでいたら知識がつくのかといえばそうでないと思うし・・・。
おかしなことに宮部みゆきさんに関しては僕は時代物は1冊も読んでいない。なんか変な抵抗がある。読めばはまるんでしょうけど。
この「東京新大橋雨中図」はいいです。味がある。
改めてお2人の冥福を祈りたいと思います。

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