2015/12/05

伊賀の影丸

先日旧友に実に30年ぶりくらいに会った。もともとこの人は僕の弟の友達で僕の家に遊びに来ているうちに話すようになった。SFマニアで最近はホラー系だということだった。僕はホラー系は苦手(というか怖いのはあきません)なのでその辺の話には突っ込まず。共通の話題は昔の漫画になりましてどういうわけか「伊賀の影丸」の話になった。懐かしい・・・と行きたいけれど。僕は全巻コミック本ですが持っていて時々読み返すくらいのファンである。ある意味懐かしくはないのですね。
どういう話から「伊賀の影丸」にいったかと考えたら、僕の仕事の話をしていて、結構出張が多く、いろんなところに行く、そこの食べ物や名産名物を調べるのも楽しいけれど、そこの出身地の有名人を検索してみたら「ゆかりの地」とか「記念館」があって面白いでっせ・・・という話になった。
「記念館」というのは実に多くあって、文学だけスポーツだけに絞っても面白いけれど、もっと無差別に地域で見て回っても面白いと思う。
それで、昔よく行っていた兵庫県の和田山というところの話になって、そこからちょっと奥に「山田風太郎」記念館の話になったら、その旧友さん、大ファンだったらしく(かなりややこしい趣味ですぞ)俄然パワーが増してきて「伊賀の影丸って山田風太郎の漫画版なんですよね」といいだす。そこまで知らんかった。実は戻って調べたらそのままのところもあるらしい。昔は著作権云々はいまほど言わなかったみたい。
そんなこんなでまた読み返してしまいました。
なかなか奥が深い漫画でこんなのをよう小学生の時に読んでたなあと思う。
伊賀忍者=徳川家のサラリーマン・・・サラリーマンの哀愁を感じます。
今の漫画は編集者が年代別にマーケッティングしてしまうから絶対出てこないのだそうです。ジャンプはそれで成功したけれど、作家の自由は激減したというのは有名な話ですね。

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