2011/11/17

1969

1969という名前のCDが売れている。由紀さおりが日本語で歌っているCDがアメリカやヨーロッパで流行っている。1969というネーミングが意味深である。まあ1969年に流行った歌を中心にまとめられているからだということでありますが、1969というのは以前にも書いた記憶があるがアメリカを中心としたポップスがロックに変わっていた時代で「ロックは69に生まれた」とはよく言ったものだといつも思っていた。ニューミュージックマガジンが創刊されたのも1969年だった。
1969年は個人的には晴れて?浪人になったときで実に灰色の真っ只中であった。よく気分転換に「ヤンリク」を聞いたが、歌謡曲というか日本でも印象に残っている歌が多い。「夜明けのスキャット」「ブルーライト横浜」「時には母のない子のように」「黒猫のタンゴ」「予約」(知っている人少ないでしょうね)「鳥になった少年」「フランシーヌの場合は」「真夜中のギター」「別れのサンバ」「白いブランコ」、あと曲は忘れたが「Kとブルンネン」とかあの「モコ・ビーバー・オリーブ」といった歌手?も歌っていた。洋楽かぶれの僕が意外に知っていると思ったら、一番机の前に座っていて深夜放送を聞いた時間が多かったのだと思う。
「夜明けのスキャット」は春にヒットして感動してレコードを買いに行ったらシングル盤のジャケットが実に普通っぽくて買う気がそがれて買わなかった。そして実に42年ぶりにアップしたレコード(CD)を買って聞いている。やはり買う運命だったのだとしみじみ思っている。

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